| 2006年01月30日(月) |
愛すべきバカバカしさ。「スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006」 |
劇場版「スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006」を見て参りました♪公開翌日にあたる、昨日のことです。ふっふっふ。
あらすじ・・・といきたいトコですが、見てない人で、これから見ようと考えている人は、とにかくこれより先を読まずに、そしてどこのレビューも読まずに、映画館へゴーしてください。
前知識が無いほど、純粋に楽しめることでしょう。
見る気はないけど、気にはなる・・・という人だけこれから先を読むことをオススメいたします。
あらすじ 2006年2月、トリノで開催される冬季オリンピックより正式種目として採用されたスキージャンプペア。この競技が生まれ、そして選手人口を獲得していき、最後は晴れてオリンピック種目となるまでの長く険しい道のりをドキュメントとして紹介する感動巨編(笑)。構成は若干N○Kチック。 実際に選手としての勧誘を受けたという原田や荻原兄弟のインタビューや、当時を物語る貴重な映像と共に、涙なくしては見ることのできない甥っ子拡張への裏事情なども知ることができる、ジャンプペアファン必見の一本。
・・・と書くと、ちょっとシリアスっぽいでしょ?
いやいやいや、本当にシリアスなんですよ(笑)。
真剣にバカバカしいというか・・・。
ワシは、日本で会場にいるお客さんが一体となって笑っている映画を見たのは、これが初めてかもしれません。 あ、「ラヂオの時間」も笑いがあったけど、あれはコメディなので、それが当然なわけで。
こっちは、完全にドキュメンタリー(にやり)であるにもかかわらず、会場からもれる失笑にもにた微笑ましい笑い。
でも、今後、甥っ子拡張を見るたびに、目頭がぐっと熱くなってしまうかもしれない・・・(遠い目)。
カウリスマキ兄弟や皇帝ヴィドヘルツルを実写で見られたことは、感動の二文字に尽きる。できたらイギリスのペアと、なによりも美形として名高いオーストラリアのホモホモカップルのペアを実写で見たかったと心の底から思う。そして癒し系ジャンプを実写で(←それは無理)見たかった!!!
突っ込みどころは満載、でも常に緊張感が漂うハリウッド映画みたいなものではないので、やはり基本的にジャンプペアファンじゃないと楽しめないと思う(笑)。
でも、それでいいんだと思う。
愛すべき内輪ウケ。
愛すべきバカバカしさ。
そんな感じでいいじゃない。
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