実は前から気になっていたA2の舞台、『TAPE』をひょんなことからみられることになり、いそいそとグローブ座に参りました。 A2とはなんぞ?と思う方に説明すると、元光GENJIの佐藤アツヒロと赤坂晃の名前が両方ともAで、それが二人でA2と。全盛期当時、部分的なファンの間で使われていた呼び名ですな(笑)。 今回はそれに加えて小池栄子嬢も出るということで、こりゃ気になるワイと。
話はというと、イーサン・ホークとユマ・サーマンで映画化もされてる有名なものなのですが、とあることをテープに録音してしまったことから、昔馴染みの関係がごちょごちょと・・・という感じで。 まぁ、レンタル屋に結構あるので、興味のある方はそちらのあらすじで(←不親切この上ない)。
いや〜しかし、生アツヒロがあんなに美しいとはおもわなんだよ・・・綺麗に育ってよかったねぇ、あっくん(笑)。昔から綺麗な顔はしていたけれど、どうしてもそのオツムの軽そうな感じが全面に現れていてお姉さんとしては心配だったのですが(←ファンに殺されそうなこと書いてるな、アタシ・・・。無垢な感じとでも書けばよかったか。そうだ、そうそう。純粋無垢な感じだったのですよ)、年とって、それなりに落ち着いたというか、舞台の世界に流れたことが、よかったのかもしれないですな。『犬夜叉』の成功とかが、腰を落ち着けさせたか? 晃は相変わらずヒョロンとしていて、相変わらず高い声でした(笑) A2好きの腐女子代表としては、なんかもう二人が生で目の前でいちゃついているだけで、目頭が熱くなってきました。元々仲のいい二人と分かっているから、旧友という設定も、友達ならではの会話も、すごくくすぐったく、練習中とか、こいつら二人は恥ずかしくなかったのだろうか?などと余計なことに意識がぐろぐろと(←おい)。
全然関係ないんだけど、どうしてヴィンセント(アツヒロ)は、ジョン(晃)が部屋にやってきたときに、わざわざパンツを脱いだのだろうか(^^;)あの伏線がイマイチわからん・・・。ただ脱ぎたかっただけか?それとも・・・(←以下自粛)。
驚いたことに、開演直前に本人二人が近所をウロウロと・・・。平日ゆえの気の緩みか?なにをやってるんだか・・・。
さらに驚いたことに、開演直後に、演出家と思われるアメリカ人が、隣に座ってきて、舞台をみながら、ひたすら必死にメモを取っていた。 そして、彼の笑いのポイントはかなり観客とかけ離れており、全く観客の反応のないところで 「ふ・・・ふっふっふっふ」 と一人で、しかも長く笑っていた。メモの音は激しいし、左斜め前にいるオヤジはいびきをかいて寝てるし、双方に石を投げたい気持ちでいっぱいになるワシ&お隣の観客陣。特に、いびきオヤジには、堪忍袋の緒が切れたのか、背後のお姉さんがオヤジの座席の後ろを蹴ったらしい。以降、いびきが聞こえ始めるとお姉さんは蹴って衝撃を与えていたらしく(笑)、いびきが瞬時に止まるようになった。
舞台の中身はというと、なんちゅーか、ヴィンスはいったい何がしたかったのか?と(^^;) あんた、結局どっちにヤキモチ焼いてるの??と。 脚本がイマイチで、ちょいと残念だったかな。なんちゅーか、翻訳モノの難しいところで、ただ文字を日本語に変換してるだけな感じがしたのです。英語で聞いてたら笑いどころなんだろうなーというところも、それでは日本のお客さんには伝わらないよーと何度も思った。 日本人が日本語で「ジョン」だの「エミリー」だの言ってる時点で違和感があるんだから、もっとそれがナチュラルに聞こえるようにしないと、観客との距離感は埋まらないと思うのね。 「OK」の発音ひとつとっても、あまりにも「無理にアメリカナイズされちゃった人」みたいな感じが抜けないと、かえって不自然だし。OKなんて、日本でも普通に使うんだから、そういう自然さをもっと活かした方がよかったと思う。 Kマートにしたって「ヨドバシで買ったんだ」とかにしてもいいと思う。だって、英語でアメリカ人が聞いている時は、そういうニュアンスになるわけだしさ。 字面じゃなくて、その言葉が伝えるエッセンスの部分を日本語にもってくるというのが、あの手の作品の翻訳には必要だと思うのです。
そういう意味では、せっかくA2が共演してるのに、もったいないなぁという気がしました。小池栄子は思ったよりも身体が細く、足が太かったけれども(←余計なお世話)。でも、声がすごく通るので、舞台に向いてると思うわ、小池さん(←ラーメン食べてる方に聞こえるなぁ)。小池栄子も、どんどん舞台に出ればいいのに。うんうん。
というわけで、色んな意味でじっくり堪能させていただきました。いいお勉強になりましたよ! まだ上演しているので、よろしかったらぜひ。
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