以前からずっと観たいと思っていた映画です。 この度、ジャック・タチ関連のDVDがリマスターされて登場している関係上、お目にかかりやすくなったかな。
あらすじ 「ぼく」はジェラール。ぼくの父親はプラスティック会社の社長で、家は超モダンでハイテク化されている。庭には噴水(電気代節約のため、来客時しか使わないけど)、門の開閉も電気仕掛けだ。 そんな「ぼく」の母親の弟がユロおじさん。ユロおじさんは、会社勤めに向かないマイペースで自由な人。その所為か、現在失業中。でも、ジェラールはユロおじさんが大好き。アパートのロフトに住み、お向かいの鳥に日が当たるように自室の窓を反射板代わりにしたり、ジェラールのいたずらも微笑ましく見守っていてくれる。 しかし、ジェラールの父はジェラールがユロにべったりなのが気に入らない。しかし、奥さんであるユロの姉からも仕事を紹介してくれと言われ、紹介はするのだが・・・。
半無声映画のようです。軽快な音楽と、ユロことジャック・タチのパントマイムのような動きで話は進んでいきます。ジャック・タチ自身が元はマイム芸人なので、「動きで見せる」というのはお手の物なのでしょう。 子供が繰り出す様々ないたずらも、見ていて「ほほ〜」と唸ってしまうほどなかなかに面白い。 チャップリンほど重くなく、しかも全体をつつむほんわかとした温かさがいい。ユロ伯父さんの人間味溢れるところも魅力です。おじさんはちょっと可哀相だけども(でも伯父さんならどこにいってもみんなに愛されることでしょう)、ラストはほっとする良作。アカデミー外国語映画賞、カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作品だそうです。
邦題では「ぼくの伯父さんの休暇」という作品がありますが、これは別にユロ伯父さんではないそうです。ジェラールもなにも関係なく、ユロ伯父さんのようなジャック・タチのキャラクターが休暇先で起こす出来事らしい。 これもなかなかに面白い作品だと聞いたので、今度はこっちも見てみたいなぁ。でも近所でレンタルをしている場所がない(^^;) うーん、探さなければねぇ・・・。
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