| 2004年11月09日(火) |
「ラブ・アクチュアリー」 |
公式サイトはコチラ
いやぁ、ラブ・アクチュアリーです。 いい映画だよと聞いていたので、気にはなっていたのですが、オムニバスちっくな映画の説明ってターゲットが分かりにくくて、イマイチ気分が乗らないと見る気にならないのですが、見てみて分かりました。 これはそういうのとは違います。 オムニバスというのとも違うからです。
いつものように、あらすじ・・・と行きたいのですが、そういうわけにも行かない感じで(笑) 繋がってないようで繋がっている人間関係。 イギリス首相とその秘書、妻を亡くしたばかりの男とその妻の連れ子、主婦と旦那と旦那の会社の社員、結婚した親友の奥さんを好きになってしまった男、言葉の通じない国の二人などなど、さまざまな状況に置かれた人間達の間に確かに存在する「愛」について、つらつらとつづられています。 おそらく、この映画は見る人によって感じる部分の異なる映画なのでしょう。どこがハマるかは、その人の経験や価値観なんかともかかわってくるで、十人十色。でも、そう大差は無い・・・と思いたいかな。 正直に言って、すごく好きな映画です。随所でかなり泣かされて、目が腫れた(笑)。でも、決してお涙頂戴的な作られ方はしてなくて、前向きでポップな感じがすごくいい。明るくアハハと笑いながらも思わずジワっとしちゃうような。泣き笑い的な映画。 それとすごいのは、とにかくキャストが豪華。公式サイトのトップにもあるような人がメインなのは「すごい」と分かるけれど、見てみてさらにそのすごさが増す。他にもてんこ盛りでセレブな方が出てきます。これでもかこれでもか!ってくらいにね。 イギリス首相がヒュー・グラントなのに対抗してアメリカ大統領はビリー・ボブ・ソーントンだし(っつーか、本当にこの二人が国を動かしていたら、恐ろしいことになりそうだ)、モテモテ男になりたいがためにアメリカに旅立つコリンがアメリカのバーで会った女の子の中にはエリーシャ・カスバート(「24」のキム)がいたりして、さらにそのコリンが連れてきた彼女のさらなる連れがデニス・リチャーズとか、とにかく 「こんな端役にこの人が!?」 という展開がちょこちょことあって飽きる暇が無いです(笑)。
コレ以降ネタバレ度高いです。
個人的に、ビリー(老いぼれロック歌手)とジョー(そのチビデブマネージャー)の愛がすごく良くて、なんか笑っちゃうし、彼らの照れの部分もわかるんだけど、微笑ましいと言うか。あのとまどいがちなハグには思わず笑いながら泣いてしまった。エルトン・ジョンのパーティを蹴ってまで(笑)!!う〜ん、愛だね。 すごくせつなかったのは、クリスマスの夜、親友の新婦を好きになってしまったマークが、その彼女(←キ−ラ・ナイトレイ←彼女も出る作品によって雰囲気が変わるねぇ。今回は「パイレーツ〜」と「ベッカムに〜」を足して二で割ったような感じで)の元に出向き、自分の気持ちを(新郎であり彼の親友でもあるピーターに聞かれないように)書いた紙をめくることで伝えるシーン。あれは来た・・・。マジで泣いた。あれは、彼女でなくてもキスするじゃろうって!! あくまでもサンキューのキスだけど(彼女はちゃんと旦那さんのことが好きなわけだから)、あの告白はすごく可愛くてこじゃれている。それと、もう一個せつないのが、サラ!!カールの「メリークリスマス」の言葉を聞いたあとに、オフィスで泣いてるサラがも〜〜〜、泣かせてくれるね。ホント。ずっと思い続けて、しかも向こうも少なからず良いと思っている感じなのに上手くいかないっつー、もうもうもう(>_<)!
なんか、もうホントに宝石箱のような映画で、どの愛も色んなカタチでキラキラしているのだ。夫の浮気に確信を持ったカレン(エマ・トンプソン)が泣いている時は、これまた一緒に泣いたしなぁ。どれもこれもが完全に上手くいっているわけじゃないけど、でもその当事者の気持ちが丁寧に描かれていて、すごくよく伝わってくる。 んで、いろんな「当事者」の状況がくるくると画面に飛び込んでくるので、飽きたり中だるみすることなく、美味しいトコ取りって感じで楽しめるのです。編集するのも大変だったろうけど、構成を考えるのも大変だったろうな・・・と。 それにしてもビリーには笑わせてもらった。DVDについてる特典映像の「Christmas is all around」のPVフルコーラスバージョンは必見です。 個人的に好きな役者さんが目白押しで出ていて、それだけでも幸せなのに、それ以上に映画としてもすごく良かった。リーアム・ニーソンにヒュー・グラントにコリン・ファースにエマ・トンプソン!!ううう・・・好きだ〜〜。ロドリゴ・サントロのナイスバディにもクラクラしながら、トーマス・サングスターの可愛さにメロメロする。正直、こりゃDVDで買ってもいいなと思いました。うん。ふとした時に繰り返し見たくなること間違いなしだもん。
冒頭でも言われているように、確かに空港には愛が溢れているかも。愛を再確認する場所といっても過言ではないと思う。過去に何度かそれを実感しているワシが言うのだから、あながち間違いではないだろう。決してそれは、男女間のそれだけではなく、家族だったり友達だったりそれはイロイロ。
今度、国際線のお迎えゲートにでも行ってみようかなと思ってしまうような映画でありました。
必見。 そして、必ず一人で見ること。これ絶対条件(笑)
|