| 2004年01月25日(日) |
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」 |
脚本に感動したニコラス・ケイジが製作に名を連ねるサスペンス映画。 公式サイトはココ。 監督は、「小さな恋のメロディー」の脚本を書いたことでも有名なアラン・パーカー。監督作品としては「エンゼル・ハート」や「ミシシッピ・バーニング」、「エビータ」などが有名。あ、「ミッドナイト・エクスプレス」を忘れちゃいかんか。「ミシシッピ・バーニング」を見たいんだけど、いつも利用している青看板のレンタル屋には置いてないんだよね〜。どこか違うところで探さないと・・・。
というわけで、あらすじ。 死刑廃止論者で哲学を教える大学教授でもあるデビッド・ゲイル(ケビン・スペーシー)は、レイプと殺人の容疑で死刑の宣告を受け、刑の執行まであと4日というとき、一人のジャーナリストを指名して、自らの半生をつづる手記を書いてくれという。 一日に2時間で三日間の面会。その中で、ゲイルと話すうちに彼は無実なのでは?と疑い始める女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)。 そして、そんなビッツィーと助手のザックに忍び寄る不審な影。 果たして、ビッツィーのたどり着く事実とは??
とまぁ、こんな感じ。 まず、ケビン・スペイシーがでてるってことで、ちょっと期待してました。この人結構仕事を選んでるような気がするので、面白くないのにはでないだろうな〜と思うのね。自分でも映画作ってるし。ワシの中で、ケビン・スペーシーというと、やはり「ユージュアル・サスペクツ」なわけで、あの面白さまではいかなくとも、同じようにどんでん返しがあるのだろうな〜と。 いや〜、面白かったです。最近みたサスペンスの中では、一番面白かったかも。「ミシシッピ・バーニング」もそうなんだけども、この監督は社会派の固いネタを上手に料理するねぇ。そのものズバリをメッセージと一緒に前面に押し出してくるのとは違い、「隠し味はなんでしょう?」っていうような見せ方をする。「こんな料理があるんだけど、どう思う?」って感じ。 今回も、デビッド・ゲイルの事件を料理しているように見せて、その実、観客になげかけているのは「死刑制度の是非」なわけです。 物語の舞台となっているアメリカのテキサスは、全米一死刑執行率が高い州で、しかも有色人種の処刑者は白人の約5倍。いかにも南米って感じのデータですな。そんな中で死刑反対運動をしていた、ある種エリートのゲイルが、一人の堕落学生の罠にはまり、レイプ犯として学校を追われ、その後転落の末に自らが死刑囚になってしまう。 たださ、ひとつだけ「おいおい」と思うのは、たとえレイプじゃないにしても、やっぱり学生の誘いに乗ってホイホイやっちゃいけないよね。奥さんが不倫旅行中とはいえ、単位目当てに教授を誘うような学生とやっちまったのがゲイルの最大にして最悪のミスだわよ。アホだね〜。
あんまり語るとネタバレになっちゃうので言いませんが、これはオススメです。ぜひ見るように。ケイト・ウィンスレットもローラ・リニーも良かったよ〜。 そんで、最後の最後に
「・・・・うっひょ〜〜!」
と叫んでください。DVD特典映像の未公開シーンを先にみちゃうとネタが完全にばれるので、見ないように!!っつーか、あれは本当に編集でカットされてよかったシーンだと思うわよ、監督!あれが残されていたら、面白さ半減だったに違いない!
っつーわけで、満足の一本でした。返しちゃったけど、今度100円レンタルの時に借りてきて、母に見せよう。
|