つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2003年11月12日(水) 怖いと思ったら・・・

この間でたゲームで「SIREN」ってあるじゃないですか。

あれのCMが非常に怖く。見るたび(特に「お母さん、開けてよ〜(←だったっけ?)!」の方)、「いや〜〜〜!やめて〜〜〜!TV消して〜〜〜!」と思っていたら、放映中止になったらしいですね。



納得



だって、本当に怖いんだもの!商品の裏ジャケも怖いしさ。だめもう、ああいうの。夜に一人でトイレに行けなくなるっつーの。


ホラーって、やはり外国ものよりも日本のものの方がシツコク怖い・・・と思う。
シツコクっつーのは、なんつーか「思い出し怖い(思い出し笑いの逆と思っていただければいいかと)」しちゃうような怖さってコトなんですけども、それがまぁ、アメリカ版「リング」が受けなかった理由ではないかと。
ワシは見て無いんですけども、見た人の話を聞くと「アメリカ版リングは、て〜んでダメだね」ってことらしいですな。なんとなく分かる気もしますが。

最近DVDレンタルがスタートした「EYE(アイ)」って映画(タイ映画だったかな。香港との合作?)があるじゃないですか。実話を元にしたホラー映画で、盲目の女性が角膜移植を受けて見えるようになったら、見えるはずの無いものまで見えるようになっちゃって・・・って話。これもトム・クルーズがリメイク権を勝ち取ってハリウッド映画化するらしいですが、アジアのホラーをハリウッド化して面白くなるのか?っつーのは非常に難しいトコロだなと思うのです。

というのも、アメリカンホラーには、ジャパニーズ(もしくはアジアン)ホラーにある「独特の湿気感」が感じられないのです。逆に言うと、ジャパニーズホラーには、アメリカンホラーにある「カラっとさ」が無いんですけどね(あ、同じことか)。

どうしてでしょうねぇ?やはりそれは国民性の背景にある宗教観の違いかなとも思いますけれど、ポルターガイストや、エクソシストなんかに見られる「悪霊」や、ジェイソンやフレディに見られる「有名殺人鬼」にしても、「恨み」とか「呪い」とか「怨念」感が少ないからでしょうか。
それに比べると、番町皿屋敷にしても四谷怪談にしても(加えて言うなら貞子でも)、日本のホラーで基本的に後々「悪霊」になる人には、なんらかに事情があり、その成仏できない事情によって、現世に縛られ「道連れ」を求めたり「復讐」したりするわけですわね。

要は「なんか知らんけど殺そうとしてくるもの」である前者アメリカンホラーの主役に対して、「目的と理由がはっきりしているもの」である後者ジャパニーズホラーは、描く姿勢そのものが違うような気がします。前者は「加害者(悪霊)にどう危害を加えられるか」を描くものであり、後者は「加害者(悪霊)がどうして加害者になったのか」を描くもののような気がするのです。

ホラーというのでなくとも、スピルバーグのデビュー作である「激突」でもそうですが、あれも結局「追いかけてくるのはどこの誰なのか」っつーのは最後までわからない。けれど、それが無性に怖い。・・・ってものですよね。
でも、この間レビューを書いた「呪怨」なんかの場合、呪怨がなんなのかがはっきりしないと分かったら、急にあまり怖くなくなったというか・・・。作品がいきなり腑抜けるのです。

しかも、アメリカ映画の悪霊って、退治されちゃうと「うん、もう出ないね」って感じになるけど、日本の悪霊って「実はまだそこら辺にいるかも・・・」ってな気になるし。
アメリカが娯楽ホラーであるのに対し、日本のは教訓ホラーだってことかな?


なんだろう。日常との密着度なのかな?だんだん書いてて訳がわからなくなって来たぞ。


というわけで、なんか変な方向に膨らんじゃったけど、しばらく考えてみようと思う。ご意見あったらぜひお聞かせください。

う〜ん、どうなんじゃろか〜。


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