| 2003年10月22日(水) |
「戦場のピアニスト」 |
母の希望でDVD購入。売り場の常連のおじいちゃんも「これは見ておきなさい!」と熱く語っていた。 どういうもんなんだろう?と思いつつ鑑賞。
あらすじ ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はピアニスト。1939年9月、シュピルマンは仕事場であるラジオ局でピアノを弾いていた際に砲撃にさらされる。時はドイツ軍がポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が開戦した頃。ワルシャワはそのままドイツ軍に占領されることとなった。 ユダヤ人であるシュピルマン一家(両親、ウワディク、弟、妹2人)はゲットーに引越しさせられ、貧困の生活を送ることとなる。 ウワディクはゲットー内にあるレストランでピアノ弾きの仕事を得るが、まともに彼のピアノを聴く客などたいしていやしない、その後どんどん状況は悪化し、シュピルマン一家も「絶滅収容所」に送られることに、しかしその時ウワディク一人が肩をつかまれ収容所行きの電車に乗らずにすむ。ドイツ軍側に組して働いていたユダヤ人の友人に命を助けられたのだった。 その後、ドイツ軍のために肉体労働をしながら、彼はかろうじて日々生き延びていく、しかし、それにも限界を感じた彼はゲットー脱出を決意するのだった。
・・・で、その後運命的な出会いがあるのですが、そこはまぁ、観てくださいってことで。
で、これから先は、自分で言うのもなんですが、非常に主観に満ちたアホなレビューなんで、通常のレビューを読みたい方は辞めた方がいいです。ホント。真剣に警告します。非常に不謹慎なレビューですから!!!
だってワシ・・・ナチの制服が大好きなんです・・・(TT)。
ナチがなにをしたかも分かってますし、大学の時に「シンドラーのリスト」のモデルになった、命を救われたご本人の講演も見てますので、どれだけ酷いことをナチがしたかということも分かってます。
でも・・・でも・・・ファッションというひとつのカテゴリーとしてナチを見た時に、あれほど萌えるものもないってほど、ナチの軍服はピカイチにかっこいいのです!!も〜〜〜も〜〜〜も〜〜〜〜〜!不謹慎なのは分かりつつも、かっちょいい・・・・(TT)と思ってしまうのです。
で、今回の映画にも出てきた実在のナチ将校・ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉のように、ナチにいながらも「間違っている」とナチの方向性に対し異論を唱えている人もいるわけだもんで、いや・・・弁解はすまい・・・好きなんだよう、ナチの制服そのものが〜〜〜〜〜〜!
まぁ、映画はヨシとしよう。確かに一度は観たほうがいい映画だろう。それなりに感動したし(主にラスト20分)、音楽もいい。グランドピアノに大尉の帽子が置かれている様は、それだけでワシ的に(ワシだけに?)ゾクゾクっときたさ。 でもさ〜、シュピルマンさんさ〜〜〜(実在なので一応敬称をつけてみた)、
なにもしない・・・
なにもしない・・・
なにもしない・・・
の繰り返しじゃございませんかぁ〜〜??
見ていて少々腹が立ったわけさ、母も「まったくこのひと、本当になにもしないわねぇっ!」と憤慨しつつ・・・。
まぁ、ピアニストですから、腕っ節にも期待はできないし、いまいち危機管理能力もないのでしょうがないのかもしれませんが、この人が生き延びられたのは、たまたま助けてくれる人が連鎖で存在したから・・・ではないでしょうかねぇ? 仲間が蜂起するときにも「僕は逃げるよ」みたいな感じだし。みんなが逃げるときには「僕は逃げたくない」と、楽な方楽な方に行ってるだけと思うんですけど、みなさんどう思われますでしょうか??(^^;)
おまけに、助かったときも、あんなドイツ軍のコート着て出て行ったら撃たれるのは当然でしょ〜! 「おい!そのまま出て行くなよ!」と思わずツッコンじまったわい!
ただ、本当にピアノが好きなんだね・・・ってのはよく分かった。 隠遁生活の中で、空想のピアノを引き続けるところはちょっとグっときた。
しかし・・・ホーゼンフェルト大尉は本当に・・・ねぇ。あぁ、萌えたわ・・。残念な結果だけども・・・。 思わず見終わったあとで調べちゃったけど、軍に入る前は先生だったんだそうで、それで戦争にも反対だったんだそうで。だからシュピルマンを助けたのかなぁ。 で、戦争が終わった後に、シュピルマンもホーゼンフェルトのことを探したんだけど、結局名前が分からずじまいで、残念なことになってしまったらしいです。しかも、シュピルマンがその後書いた自伝で、ホーゼンフェルトに助けられたことを書いたんだけども、時代がそれを許さず(反ナチ感情が高かったために、ナチの中に善良な人がいたということを出版することが出来なかったそうな)オーストリア人だったと嘘を書いたんだそうだ。それでも発禁処分だったんだって。
そう考えてみると、シュピルマンの弟があれだけ反ドイツ的な感情を露わにしているのに対して、シュピルマンは終始淡々としていた気がします。 なにもしなかったのは、ドイツ軍に対して恨みを膨らませる人でなかったからということかなぁ。
普通の戦争映画のように、どっちかの視点によって、攻めてくる方を鬼のように表現するのではなく、純粋に「戦争の愚かさや悲しさ」を表した良作だと思います。
そういう意味ではシュピルマンは絶好の主役だったと言えますね〜。
・・・にしても、エイドリアン・ブロディがちゃんと練習して自分でピアノを弾いてるってのは、ホント、ミラクルよ。これ。 ブラボーです。
あぁ・・・ホーゼンフェルト・・・(TT)(←やっぱりコレかい)
|