| 2003年10月15日(水) |
「モンク」(第1シーズン) |
これって、青い看板のレンタル屋さんでしかレンタルしてないのかしら? ・・・などと思いつつ、当初ワンクールで終わるはずだった(←と聞いたが、ホントのトコロがどうかは知らんです)のに第2シーズン続行が決定したらしいので、先ずは第1シーズンのレビューから!
あらすじ エイドリアン・モンク(トニー・シャローブ)は現在病気により休職中の元刑事。現在リハビリ中だが、その鋭い観察眼と飛びぬけた記憶力、そして頭の回転のよさから、看護婦のシャローナ付きで市長お墨付きの探偵としてパートタイムで働いている。 しかし、その病気というのが、不安神経症、強迫神経症、高所恐怖症やさらには不潔恐怖症などなもんだから、大変。人と会って握手をするたびにウェットティッシュで手を拭き、聞き込みに行った先で話をしていても、テーブルの上のエンピツが背の順に並んでないことが気になってたまらずに、話もそっちのけでエンピツを削りだしたり、犯人を追跡中でも道が汚いとそこから先は追いかけられなかったり・・・。犯人を見つける力はあるのに、それが刑事として復職できない原因でもあったりする。 一方シャローナは元看護婦(現在はモンクの専属)で、すきあらば再婚したいと願っている。だもんだから、事件関係者でもイイ男が脈ありとみると、モンクそっちのけでデートをしようとする。 そんなモンクとシャローナの事件簿。
モンクとシャローナの関係は主従でありながらも、ホームズとワトソンのようでこれが面白い。事実、モンクはシャローナ抜きではなにもできないため、シャローナが親戚の家に泊まりに行くと言うと「僕も行く」と言い出して聞かない。恋人でも友達でもないのに、いつも一緒。 シャローナはバツイチの子持ちで、モンクは5年前に奥さんをとある事件で亡くしている(しかも、その事件は未解決)。奥さんを亡くした時から、神経質の度合いがエスカレートして、ついには病的なまでになってしまったのだが、その奥さんの事件は第1シーズンが終わった現在でもまだ解決していない。今後、徐々に明かされていくのだろうけど、話の随所で明かされる奥さん・トルーディとのエピソードに、モンクが今でも彼女の事を深く愛していることがよく分かる。 ミステリの構成としては、犯人が視聴者には分かっていて、そこにモンクがたどり着くまでを見せているものと、視聴者も犯人探しを一緒にするパターンの両方が用意されているのも面白い。特に一時間(実質45分)の一話完結ものなので、毎回結末へのアプローチがちょっとづつ違うのも工夫かな?と思う。ワシの好きな古畑なんかだと、コロンボと同じで「どうやってやったか」にたどり着くまでの過程のドラマだけども、モンクの場合は「どうやって?」と「誰が?」の両方が、回を違えて見られるというわけだ。
さらにすごいなと思うのは、モンク役のトニー・シャローブがプロデューサーもしていて、噂だと脚本も書いているとか・・・。まぁ、主演の人がプロデューサーっつーのは、よくある話だけど、あのミステリを役者自身が書いているってのは、たいしたもんだ。しかも、見所はなにをおいてもモンクのキャラだけども、脚本も結構面白いのよ!
とりあえず、シリーズは始まったばかりなので(既にアメリカでは第2シーズンの真っ只中ですが、日本上陸まで先は長いんだろうなぁ・・・)今後にさらに期待します!ってことで。
時にプッと笑ってしまうようなライト感覚のミステリが好きな方には、特にオススメいたします。見た翌日から、道を歩く時に柱を指差し確認して、数を数えるようになったりして・・・(笑)。
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