今日、せっせと売り場作りをしていたら、Hちゃんが突然カウンターの中からワシを呼んできた。 「なに〜?」 というワシに、「こちらのお客さんが!」とだけ繰り返すHちゃん。 そして、そのお客さんに「どうなさいましたか?」と聞くと、ふたつの新着DVDをさして、「どっちがオススメ?」・・・と。
う。・・・・どっちも見てない(^^;)。
が、ストーリーなどは知っているので、お客様の好みを聞き、それぞれのストーリーを説明。役者や、監督の過去作品もあげつつ、お客さんとしばしの歓談を楽しむ。しかもこのお客さんも、いろいろ観ているようで、「○○に似た感じの作品かも」とか「この役者はここではこうだったから」と言うと、「あ、見た見た」と話に食らい付いてくる。たくさん映画を観ている人というのは、それぞれの役者のコダワリなども知っていたりするので、役者の傾向を教えると、結構すぐに理解してくれたりして面白い。 そして、忘れてはいけない一言も・・・。
「とはいえ、私もこの作品に関してはプレビューでちょこっと見ただけなので、あまり偉そうなことは言えないのですが・・・・(^ヮ^;)」
が、お客さん、なんと
「いやいや、そこまで説明してくれたんならいいよ。両方買う」
と言って、両方買ってくれた。感動。 結構作品の好みが似てた人だったので話も通じやすかったし。
が、もしも、面白くなかったらどうしよう・・・・(−−;)どきどき。 一応「見たら感想教えてくださいね♪」と言っておいたので、苦情が来たら素直に受けようと思う。そして今後の参考にしよう。
で、そのお客さんが「欲しかったな〜」と言っていたのがこれ、「ゴーストシップ」。 あまりにも怖いポスターだったので(しかもでかい)、張ることをためらわれた作品です(苦笑)。しかも、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の完全版と同時発売だったので、ワシの読みとしては「絶対に売れ残る」と思っていたのが、意外や意外、発売直後から速攻で売り切れたのです。「13ゴースト」と同じ監督なもんで、ワシもどうしたもんだかな・・とは思っていたのですが、「13ゴースト」よりは気になっていたので、早速借りてみることに。ガブリエル・バーンが出ていたのも観るのを決めた鍵でした。 10秒で80人が瞬殺されるシーンがTVスポットで連打されてましたね〜。お〜、怖い怖い。
あらすじ。 1954年、イタリアの船舶技術の全てをつぎ込んで製造されたアントニア・グラーザ号は、1962年の航海中に突然その姿を消す。 それから40年以上の月日が経ったある日、サルベージ会社(曳船会社)のアークティック・ウォリヤーのメンバーの前に、カナダ空軍のジャックという男が現れる。ベーリング海上空を飛行中に数回豪華客船を見かけたというのだ。海事法では幽霊船(なんらかの事情により海上をさまよう船)を発見したら、発見したものの所有物になるという法があり、もしも豪華客船上になんらかのお宝があれば、それは回収した者の手に入る。メンバーのリーダー格であるモーフィー(ガブリエル・バーン)はメンバーの意思を聞き、早速回収に乗り出すことに。そして、彼らが海上で発見したのは、消えたはずのアントニオ・グラーザ号だった。 40年以上も放置された船内は荒れ放題。しかし、彼らはそこに大量の金塊を発見する。そして、メンバー唯一の女性エップス(ジュリアナ・マルグリース←「ER」のキャロルといえば分かるかな?)は、いる筈のない少女の姿をみるように・・・。
とまぁ、こんな感じです。 予告で観た時は、実はこの女の子こそが曲者だと思っていたのですが、実は違ったんですね〜。ただ、ガブリエル・バーンがでてるから、もしかしてまた悪魔モノ?と冗談で思っていたのですが、冗談じゃなかったです(笑)。本当にあの人って悪魔作品好きよね〜(笑)。そういうワシも悪魔モノ好きなもんだから、観る作品観る作品であの人を発見するわ(爆)。 それに加え、ひとつ安心したのはスプラッタじゃなかったんです。 最初の秒殺シーンが売りになってましたが、それ以上の残虐シーンが連打されなかったことが、かえって良かったです。むしろ幽霊船そのものが非常に良くできているので、スプラッタというよりは良質のホラーという感じがします。ホラーは好きだけどもスプラッタは好きではないので、ワシ的に◎。 CGに頼り過ぎない視覚効果も非常に良かったです。なんでも長さ18mの船を実際に作り、内装も53室ものセットを作って撮ったそうですが、その効果は抜群!綺麗だった頃の船と、幽霊船と化した後の船の対比も非常に効果的だった。 悪魔が作品に絡むときって、大体スプラッタもしくは派手なアクションになるか、宗教色が強くなるかのどっちかなのですが、この作品はもっと人間的な部分に根ざしていて、そこが特徴であり利点。ただ、あの予告だと、バッサバサと人が死んでいくような作品を好きな人が惹かれそうなので、劇場に来た客はちょっと物足りなく感じたのでは?と思う。
ただ、ワシの解釈としては、「悪魔は直接人間には手を下せない」というルールがあると思っているので、今回のこの話はまさにその点で納得のオチをしておりました。いや〜、スッキリ。 あんまり残虐なシーンの連打じゃないので、ホラー苦手の人でも見ることができるかも。「バイオハザード」の方がよっぽどグロかったよ・・・(−−;)。
こういう映画って、作ってる人は楽しいんだろうな〜。 う〜ん、うらやましい。
ちょいと涼しくなりたい夏の夜にいかがでしょう? 結構ホラーとしては淡白なので、冷静に観られることと思います。 夜中のトイレが怖くなるくらいの作品を見たいときには、逆にオススメいたしません(笑)。
余談だけど、この間みた「イナフ」ではカーター君が。そして、今回はキャロルが。「ER」出身がんばってるなぁ・・・。
|