「Mr. レディ Mr.マダム(←ハリウッドでは「バードケージ」の名前でリメイクされたゲイ夫婦ものの有名映画)」や「奇人たちの晩餐会」と同じ監督の作品だと聞いていたので、非常にみたかった作品。と思ったら、従姉妹に先を越されて見られていた(笑)。その従姉妹はジェラール・ド・パルデューの大ファンなので、見ていたらしい。フランス映画です。
で、あらすじ。 フランソワ・ピニョン(ダニエル・オートゥイユ)は、ゴム製品メーカーに勤める冴えないサラリーマン。妻には二年前に捨てられ、妻に連れて行かれた息子も真面目以外に褒めどころのない父を尊敬してはいなかった。 そんなある日、会社のトイレでに入っていると、人事部長のフェリックス・サンティニ(ジェラール・ドパルデュー)が「ピニョンをクビにする」と話しているのを聞いてしまう。元妻にも息子にも存在を認めてもらえず、しかも会社でもいてもいなくても同じような存在。いっそ死んでしまおうかとマンションの窓から身を乗り出した瞬間、隣に越してきた謎の老人に声をかけられるのであった。 「ゲイと偽り、カミングアウトすればクビにならずにすむ」 話を聞いた老人は、ピニョンにそう告げ、さらにはピニョンの顔写真をゲイカップルの写真に合成し、ピニョンの会社に送りつけた。 会社の方はもう大変。ゴム製品会社とはいえ、主力商品はコンドーム。もしもゲイを理由にクビにしたと思われたら、ゲイの客がみな逃げてしまう!と、急遽ピニョンのクビを取りやめる。ピニョンもクビを免れて喜んだのもつかのま、本当はストレートなのに、周囲は完全に自分をゲイとしてみ始める。当然、いままではなかった嫌がらせまで・・・。 一方サンティニの同僚も、ゲイ嫌いで有名なサンティニをからかおうと「次のクビ候補は君なんだって。もしもクビになりたくなければゲイにも寛大なトコロを見せた方がいい」と嘘をつき、強引にピニョンに接近するように仕向ける。 ところがどっこい、クビをつなぐためにピニョンに近づいたはずのサンティニなのに、徐々に過剰なまでにピニョンを気にし始め・・・。
とまぁ、こんな感じ。 中年哀歌。なんとなくそんな感じの話です。でも、オッチャンたちが徐々に元気になっていく姿は、見ていて気持ちがいいものです。元気の無いオッチャンって、なんか無性に悲しいんだモノ(TT)。ないがしろにされてる冴えないオジサンとか、なんだか泣けてくるんだよう。 笑いの点では「奇人たちの晩餐会」の方がよく出来てるし、家族愛とかってな話なら「Mr. レディ Mr.マダム」の方が上。でも、オッチャンコメディとすると、結構いい出来だと思います。この監督の作品って、フランス映画の割りにテンポが良くて好きなのです。フランス映画って、大体途中で何度か睡魔に襲われるもので(^^;) 関係ないけど主演のピニョンこと、ダニエル・オートゥイユってエマニュエル・ベアールのライフパートナーなのね(ずっと付き合ってて子供もいるけど入籍してないらしい)!ぎゃ〜!うらやましい!!あの!あのベアールとの間に子供作ってるなんて〜〜〜(><)!!アタシが一番好きなフランス女優だわよ!!彼女が「天使とデート」で天使役をやっているのをみて、 「天使って・・・本当にいるんだ・・・・(うっとり)」 と思ったほど、美しかったのよう(><)!あの映画の見所ったら、ベアールの天使しかない!っつーか、話とかも覚えてるんだけど、ベアール天使の強烈な印象しか残ってないという・・・(^^;) と、こんな懐かしいことを思っていたら、突然、中古のDVDで「天使とデート」を売りに来た人が!これってば、復刻版DVDなんだよね〜と思い、ワタクシ個人的におとりおき(笑)。後日ちゃんと買います!だって、おそらくこの映画は重版されないと思うんだよね。かなり古い映画だし・・・。ここで出会ったのも何かの縁なのさ〜。
とまぁ、話はそれましたが、そんな感じで、まぁ面白かったです。 ゲイネタコメディが好きな人にはちょっと物足りないかな?フツーの映画を通常観ている人なら、結構笑えるかも(笑)。
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