まれ日記

2002年09月28日(土) マーズ

金曜の夜にTSUTAYAで文庫サイズの「マーズ」を見つけた。全3巻、あっというまに読破してしまったよ。「マーズ」っていうのは昔、少年チャンピオンに連載してた横山光輝氏のマンガで、黄金時代の少チャンを支えた名脇役って印象がある。昭和51年頃に連載してたからもう25年以上前の作品ですな。

25年ぶりに読んだ「マーズ」はおれの記憶の中のそれとまったく変わるところがなかった。最近のおれってば記憶力が衰えてきていて、よく人から怒られるんだけど、幼い頃の記憶だけはなぜか色あせていないのだよ。不思議なんだけど。

海底火山の爆発により隆起したばかりの火山島で1人の少年が発見される。その少年の名は「マーズ」といい、超人的な身体能力を備えていた。マーズが発見されるや、地球滅亡をもくろむ謎の6人の男たちが彼を仲間に引き入れようと画策するが、最終的に彼は人間の味方をすることを決意するのであった。マーズとそのパートナーである巨大ロボット「ガイアー」が死ぬと、ガイアーに搭載されている核爆弾が爆発して自動的に地球が滅亡するようにプログラムされているため、6人の敵はマーズを殺そうと動き出して・・・というストーリー。

実はマーズも6人の敵も、遥か遠い昔にある宇宙人が地球に来たとき、地球人の好戦的な性質を見抜きそれを怖れて、地球人たちがある程度の武力を保持したときに地球を滅亡させるように創られた「人造人間」だったのだ。ただマーズの場合は、眠っていた近くで起きた海底火山の爆発が原因なのか、当初の自分の使命を忘れてしまっていたため、本来目的を一にする仲間たちと戦うことになってしまったのだった。・・・まあよくあるSFと言えばそうなんだけど。

マーズは「6神体」と呼ばれる、仲間の操るロボット(見た目が結構笑えるものばかり!)を一体ずつ倒していくんだけどさ・・・ラストには衝撃の結末が待っているのだよ。このラストシーンを25年前に見たときのショックは今もおれの中にトラウマとして残っている。


最後にマーズが言う。

「ナントイウ醜イ姿ダ・・・コレガ人間カ・・・」


マンガなんだけど、なんか考えさせられる作品ですよ。


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mare

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