ずいぶん後になってから書いてるんだけど、この日は確か映画を見たんだった。「蝶の舌」っていうスペインの映画ね。
喘息持ちのため遅れて小学校に入学した少年。そこで少年はひとりの先生に出会い、いろいろなことを学んでいく。「蝶にも小さいけれど舌があるんだよ。こういうふうに渦巻きのような形をしているんだ」先生がそんなふうに言いながら黒板に図を書いて説明してくれて、これをきっかけに少年は昆虫に興味を持ち、先生と一緒に野山をかけまわる日々を送る。しかしそんな幸せな生活も長くは続かなかった。そのときすでにスペインは内戦という悲劇への道を歩みつつあったのである・・・というオハナシ。
主人公の少年はラストのシーンで大好きだった先生に非難の言葉を浴びせるように強要されるんだけどさ・・・なんともかわいそうだった。人間が人間の考え方を統制したり支配したりすることがどんなに悲しいことか、この映画は教えてくれている。
興味ある人は観てみるといいよ。
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