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■ ぴぃぃ ぽんっ
やかんなぞいらん! 鍋で十分代用できる! と長らく持っていなかった私だったが、 とある日に、目上のお客様がやってきて、 お茶を出す時に、鍋で湯を沸かすところをばっちり目撃されてから、 やかんとは、対面上で必要なモノだったのだ・・・ と気づいた(笑) そこで、すぐ、長崎屋に行って、 やかん − ピンクのキティちゃんケトルを購入してきた。 しかし、 日頃、やかんを使わないでいることに慣れていた私は 誰かが残りの水を捨てずに放置した後も やかんなどには目もくれなかったので、 気づいた頃には、 中のホーローがすっかり腐食して、一部が剥がれてしまっていた。
不燃ゴミの日に、まるごとポイすると その週末である今日、 今度はいいものを買って、大事にすることにしようと 新しいやかんをデパートに買いに出かけた。
5%引カードを持っていたので、 三越で、アレッシィの笛吹きケトルを購入するつもりでいた。 ところが、 隣りの松屋での「今なら20%引ですよ」という言葉に 大いに騙される。 店員は、フィスラーのステンレスケトルを絶賛した。 ところで、フィスラーのケトルには名前がついている。 トキオ 18,000円 カイロ 17,000円 ベルリン 10,000円 ロンドン 8,000円 ドイツ社なのに、 自国の首都名のついたケトルの値段が、 妙に半端な位置にあるのはなぜ・・・(笑)
使い勝手とデザイン的には、 丸くて、笛吹き蓋がワンタッチのロンドンが好みだったが ピラミッド形のカイロも悪くない・・・ と思う。 ところが、店員は言った。 「IH対応は、トキオとベルリンだけなんですよ」 うちはIHだった・・・ そこで、残りの2つに目を向けてみると、 トキオは、どこにでもあるタイプで、興味が持てなかった。 ベルリンは、全てステンレスで出来ており、 持つ用のミトンカバーが付属されている。 日本製にはない、なかなか小洒落た感じのものだったが、 日頃の使い勝手を考えると、 笛吹きの部分もステンレス、蓋もステンレス では、熱くて、その度にふきんを使用するハメになり、 面倒になるのは間違いなさそうだった。 「使いにくい。お湯注ぐ度にふきんが要るもの」 すると、財布は言った。 「大丈夫だよ、熱くないって」 「熱くならなかったら、笛鳴らないよ」 「だいじょぶ、だいじょぶ」 きっと18,000円と10,000円という値段を比べているだけなのだ。 そうわかってはいても、 後できっちり財布に、安物買いの銭失いを反省させるために 結局ベルリンを買った。
家で早速、お茶を飲む。 ぴぃぃぃー! 我が家の新しいやかんベルリンくんが、人を呼ぶ。 すかさず財布が飛んでいって、火を止め、 笛吹き部分を「直に」掴んだ。 「アッ・・・アツッッ!」 自ら体験しないと納得できない人というのはいるものだ。 私は真っ白な目で、財布を見た。 「・・・」 「あはは・・・やっぱり熱いねw」 でも、邪魔なら、外しておいて使えばいいんだよw」 「それじゃ、熱効率下がるし、ホコリ入るよぅ 取り外すキャップタイプじゃなくて、スイッチタイプにすれば 問題もなくて、ラクだったのに」 犬の躾は、とてもタイヘンなのだ。
そして、あくる日。 カップ麺を食べるべと思って、私もベルリンくんを使ってみることにした。 火にかけて、家事などをするために、放置。 しばらくして、 「ぴぃぃぃーー!」 と呼ぶ音がした。 すぐ近寄って、火を止めようと近寄ると 「ぴぃぃぃーーー! ぽんっっ!!!」 笛吹き部分が、勢い良く、空の彼方へ飛んでいき、 キッチンのタイルの壁に激突して、跳ね返ってきた。
もう、危険で使う気がしない。
2002年11月10日(日)
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