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■ レズな彼女
友人と飲みに行った席で、懐かしい話が出た。 「そう言えば、 会社にいた、あのレズだった女の子、 今頃、どうしているだろうねぇ〜」
派遣さんとして、我が社にやってきた彼女は、 それはそれは、とても美人だった。 白くて綺麗な肌 長い睫毛の奥の輝く黒い瞳 艶々サラサラなストレートロングの髪の毛 女性らしい優しい体つき かわいらしい声 入ってきたとき、会社の男性がちょっと色めき立ったくらいに とびきりの女の子だった。
しかし、 彼女は全然男性には興味がなかった。 我が社の派遣としてやってきた理由も 「女の子がいっぱいいる部署に配属されると聞いたから」 なくらい、徹底していた(笑) 隙あれば、女の子とベタベタしたがった。 何かあると、すぐ抱きついたり体を摺り寄せてきた。 受ける側も、 若い女の子ばかりの部だったから、 女子高のノリで、みんなワーワーそれをヘンに思わず受けていた。
レズだと知ったのは、 何度目かの飲みの席でだった。 「彼氏いないっていってたけど、ホントぉ? んーなにかわいいのにw 隠さなくたっていいじゃーん 告白ターイム♪」 「いいえ・・・ホントに今はいないんですぅ 高校のとき、告白してきた男の人とつきあったことはあるんですが・・・ ダメでした すぐに別れました・・・ 前につきあった"彼女"のことがどうしても忘れられなかったんです・・・」 んんん? 彼"女"??? 「そのあと、私の方からもう一度彼女に告白して、つきあい始めました」 一気に周囲の女の子が引いていった。 「へぇー・・・」 応対役は私になってしまう。 「最初の相手も彼女でした・・・」 ちょっと目が潤み始める。 ホモなら何とか(?)想像もつくが、 レズっていうのはどういうもんなんじゃろ?・・・ ちょっと想像力を逞しくしてみるが、具体像が浮かばなかった(笑) 「もう生活全てが彼女全部で ほんとに大好きだったのに・・・ フラレちゃったんです・・・!!」 それから彼女の恋愛遍歴が語られていった。 その後、何度かつきあった人は全て女性だったこと。 全部自分のほうがフラレてしまったこと。 男性とつきあいたいと思えない自分がヘンなのかと悩んだ挙句 途中男性と何度かつきあってみたものの、 男の身体はとても「汚く」て耐え切れなくて、すぐ別れたこと。(笑) などなど・・・ 私の性格なので、疑問に思ったことは具体的に全部問いただしたので ネタともとても思えなかった。
「ここの会社にきてよかったです。 かわいい人いっぱいいるし・・・」 自分がお姉さんの立場として、××ちゃんなんかとつきあってみたいと 嬉しそうに語った。 そのオン・ザ・ターゲットの彼女は、 ちょっとトボけた感じのユニセックスなタイプの かわいい系の女の子だった。 早速呼び出すお局な私。 「そぉなんですよぉ ××さんたら、レズなんだとか言って、すぐキスとかしてくるんですよー こないだなんか、口にちゅーされちゃいました ぷんぷん」 鼻っからレズなんかと信じていないから、暢気なのである。 レズの彼女は、そんな言葉に嬉しそうに頬を染めた。
翌日からの彼女は みんなに告白した開き直りからか おおっぴらに女の子のまわりを飛び跳ね始めた。 それからすぐに、部署内異動があって 私は遠い席の人になってしまい、動向もすっかりつかめなくなっていたが ある日、 あてこすりで飛び跳ねていたが、 直近の彼女が家に戻ってきてくれたので もうそんなことをする必要も無いので、会社を辞める と言ってきた。 ・・・その後、彼女の音信を聞くこともなくなったが 今頃どうしているんだろう? と、ふと懐かしく(?)思い出した。
2002年07月04日(木)
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