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 『モンスターズ・インク』観ました

カフェオレちゃんに
「ちょっと泣けましたぁ♪ 良かったですよぅ」
と言われた時は、
話半分に聞いていたのだが(笑)
恋愛モノの映画大嫌い、ホラー大好きのクール嬢に
「子供向けなんて興味ないし、イヤイヤ行ったんだけど
・・・ちょっと泣けた(照)」
と言われた途端、
カフェオレちゃんの布石も効いたのか、俄然興味が出てしまい、
公開されて一ヶ月近くにもなるという今更に、観に行った(笑)

モンスター世界で、電力会社に勤める主人公サリバン。
仕事は、人間の子供の悲鳴を集めること。
悲鳴のエネルギーが電力となるのだ。
そこで成績No1の彼は、
ふとしたことから、
こちらの世界に迷い込んだ人間の女の子を抱えてしまうことに。
人間の子供は、モンスター世界では非常に危険な存在とされており
そんなものといることがわかったら、身の破滅は間違いない。
しかし、
小さな女の子を連れて、右往左往していくうちに
だんだんと愛情が湧いてくる主人公。
なんとかして無事にもとの世界へ帰してあげようとする。
というお話。

言葉も満足に喋れない幼い女の子ブーのかわいらしさが
なんと言っても光っている。
「キティ〜〜〜♪」
と追いかける姿は、なんとも愛らしくていい。
この女の子のセリフ群、
実はスタッフの子供の、遊んでいたりした時の声を
そのまま収録したものを使用したのだそうだ。
道理で、セリフに不自然さがないわけだ。

結末は勿論ハッピーエンドなわけだが
確かにちょっと泣けた。
但し、私が泣けた場所は、
サリバンとブーが別れるシーンではなく、
その思い出のかけらを、いつも身に忍ばせているところだった(笑)
また、相棒マイクが彼へしたプレゼントにも、ぐっときたかもしれない。

同じディズニーでも、
本業のアニメの100周年記念作品の『アトランティス』より
こちらの方が、シンプルで面白かったと思う。

というわけで、今回の評価は高め。

お勧め度 ☆☆☆☆+☆半分


2002年03月29日(金)
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