 |
 |
■■■
■■
■ 気を遣う人
仕事でとある場所に行くことになり、 そこで働いている人とお昼でも食べようと思って、 軽い気持ちで、携帯メールを入れた。
「急ですが、 明日、××に仕事に行く用事が出来ました。 いつぞやのお詫びもしたいので、お昼でもご一緒しませんか? 勿論、おごらせて頂きますよー」
打ち上げてみると、なんか・・・すごく硬い感じになっていた。 まるで、お詫びのためだけのビジネストークみたいだ(笑) 取り繕おうとして、ちょっと打ち加える。 「(なんて、ホントはお顔が拝みたかったりの言い訳だったりしてw)」 これでなんとなく柔らかくなったかなと思って、 満足して確定ボタンを押す(笑)
送るときに、ちょっとメールアドレスに戸惑う。 約半年振り近くに送る相手だ。 アドレスが変わっているかもしれない。 何しろ、そのアカウントというが、 人に誤解を与えそうな危なげなものなのだ(笑) 仕事上の人とプライベートのメアドを交換する際に、 それじゃあマズイよねぇ(笑) 就職してから変えたよ、きっと・・・! かと言って、変わっても連絡もらえる仲じゃあないし(笑) などと、ごちゃごちゃ一瞬思うが、 とりあえず、送信してみることにする。
・・・ 案の定、夕方送ったものの(明日の昼の予定の話なのに(笑))、 22時すぎてもレスがなかった。
レスの来ない理由の想像。 1.拒絶の意味 2.メアドが変わった
ここで、 多少なりともそういう原因を持っているという自覚のある私は、 もしかしたら、嫌われてるかもしれないという方向に、想像が傾く。 でもさー 拒絶でも、わざとらしい断りのレスくらい送って欲しいよなぁ! 携帯を充電器にかけ、 ネットでそう愚痴る。 「遅レスだけかもしんないよ〜」 フォローが優しく私を包む。
ところが、そのフォローは正しかったのだ(笑)
朝、電車の中で携帯を見てみると、 相手からなんと2本もメールが入っていた! 23時近くのものだった。 2時過ぎに見て何もなかったはずだが、 そういうメールが後で出没するというパターンは、 某社系の場合、日常茶飯事だったりする(笑) とは言え、既に、 夜中近くの段階でレスなしと判断して、 別の人を誘ってOKを貰ってしまっていた私は ちょっとドキッとする(笑) でも・・・というか、当然のように、断りのメールだった(半分ほっ・・・)
「昼休みは2時〜3時だけど、大丈夫?」 「あ、明日は××という用事が合った。ごめん」
2時から始まる昼休みなんて、考えつきもしなかった自分を 少し反省する。 それと、相変わらずメアドが変わっていないことに 相手の性格を垣間見た気がして、微笑んだ。 しかし、丁寧なレスだった。 どちらの断り方も、柔和で嫌味が無くて、うまい。 慌てて(?)行きがけの電車の中で、返信する。 「あはは〜 すみませんでしたぁ では、また〜」 大人とのメールは、非常に気持ちのいいものである(笑)←勝手 人に愚痴ってごめんなさい。
そして、 更に当日(今日)のお昼過ぎに、また相手からメールがあった。 「今日はごめんなー、また寄る時あったら教えて〜」
こういう人って、いい人っていうんだろうな。 そんなに拾ってくれなくてもいいのに。 気を遣う人って、こういう人を言うんだろうな。 ありがとう。 そういうフォロー、ちょっぴり嬉しいわ(笑)
まぁ、私も ただの昼食誘っただけのレスに、これだけ神経張らなきゃいけないなんて そりゃもう気軽なんて嘘っぱちというか、 贖罪まんまで対処してる気持ちの丸出しなんじゃん? とも、後で思ったりして。
ところで、この昼食話には、オチがある。
別にその日の昼食を一緒にする約束した人への私のメール。 「ごめーん 役員が昼飯食おうと、相手の会社の人に誘ったんで、 戻れなくなっちゃった〜」
よかった。 最初に誘った人とアポ取れなくて。 最高に迷惑かけてたとこだった(笑)
2002年03月15日(金)
|
|
 |