■唐突に思い出す。 私が慎重な性格になったのも、横断歩道のない道路を中々渡れないのも奴のせいだ。 奴の名は、兄!!(棠甘さん、兄は名前じゃないですよ) そんな兄に、昨日半年振りに会いました。 突然電話が掛かってきて、近くに来ているから家に寄るよ何号室だっけ?と訊かれ。 自分が住んでいるのが何号室なのか分からなくなるくらい驚きました。 思わずテレビを見ている父に 『ここ何号室ですか』 と訊ねる(笑)
そんな兄との思い出、一番最初に思い出すのは、奴が小学生で私が3〜4才頃のこと。 何か悪いことをして母に叱られ、外に出て反省しなさいとドアから引っ張り出される兄。 右手で兄を、左手で机にしがみ付き「やめてよおにいちゃんが可哀相だよ」と止める妹。 普通の親ならそこで思いなおすのでしょうが、うちの母の凄いところは。 『ならばお前も外に出ていろ』 とばかりに私を机から引き剥がし、兄と一緒に外へ放り出す(色々理不尽!/笑) 更に兄は外に出されたのなら仕方ないとばかりにそのまま友人の家へ遊びに。 数分して母がそっとドアから外を窺えば。 何も悪いことはしていないのに泣きながら反省する私しか居ない、という。 ―――兄妹愛って、素晴らしいね!!(にこっ☆)
同時期で思い出す兄の思い出。 ・アスレチックから飛び降り、丸太に頭を打ち付ける。 ・野良子猫に散々引っかかれ腕が血だらけ。 ・テトラポッドから、転落(頭から流血) ・工事現場の崖から、転落(頭から流血) ・祖父の家の庭の池に転落(二回も)それが原因で池埋め立て。 ・友人達と石を投げて遊び頭に直撃(頭から流血) ・長崎名物急斜面の坂、を自転車で駆け下りる。正気じゃない。 近所のおばさんの身体を張った救助により無事(おばさんは負傷) そして極めつけは。 いつものように近所の駄菓子屋に駆けて行く兄と妹。 母から 『ちゃんと妹を連れて行きなさいね』 と言われていることも忘れ、 一人で道路を横断しようとする、兄。 その後を追う妹―――の、目の前でトラックにひかれる。 ええ、ええ、兄は無事でしたよ。ほぼ無傷ですよ。そうでしょうとも。 たとえ事故そのものと兄が病院に運ばれるまでの私の記憶がすっぽり抜けていようともね! (事故直前までの記憶はある) 扉の奥にでも封印されてんですか。 しかもなんで飛び出したのという問いに 「だってオレのほうが早いと思った」って……おま、お前…!! トラックの方が早いに決まってるでしょう…!? 小学生男子って、恐ろしい(うちの兄だけですかこんなんは)
私が慎重な性格になったのも、横断歩道のない道路を中々渡れないのも奴のせいだ。 奴の名は、兄…(だから棠甘さん、兄は名前じゃないですってば)
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