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re-invention



 「使う」が読めない!

朝の練習は,掃除に切り替え。
調子を崩している生徒もちらほらと。

授業は,平面図形のラスト。
等距離をテーマに,駆け足ながらいくつか楽しんで。

自分のクラスはコの字なので,
センターにプロジェクター。まとまった板書は難しい。
2点から等距離の点を黒板上に取らせる導入は,
一昨年の玉置先生の玉置先生の授業を思い出させるもの。

そう言えば,今年の作図の流れの,
角の二等分線→平角の二等分線(垂線)
→直線上にない点Aを通る垂線→垂直二等分線 は,
「数学科の授業づくり」にも載っていた。
いろいろな方の財産を自分のものにしているが,
あまりにいろいろあると,
それがどこから来たものか,わからなくなっている。


進んでいるクラスは,空間図形へ突入。

昨年度と同様,空間図形の角を考えるもの。
案外,正解が出ないのは授業をする上でおもしろい。
授業者が面白いというのと,生徒が面白いというものは,
同じなのかな?
工作があるので,
楽しく作業。
展開図を書かせていた昔が懐かしい。
そんな時間も取れないけれど,
取ったとしても自力で描ける生徒は,
今,いないのではないか。
算数だけでなく
授業時数が減っているので,
工作の経験も少ない。
そういえば昨年は,円錐を作ったことがないとのことだった。
今年の生徒はどうなのか?

応時中からメールをいただく。
こちらから先にメールしなくてはいけないのに。

放課後は,生徒の宿題提出を見届ける。
一対一で生徒と相対する時間が少ないことを危惧。
一対一になってみると,数学ができない理由が,
漢字が読めないことに起因していたことがわかる。
何と「使う」を読めない生徒がいた!
がんばれ!しっかりやれ!だけではできるようにならない。
効率や方法だけを追ってはいけないことを痛感する。

提出期限間際の仕事をなんとか処理。
攻めていくべき時なのだが,追われてばかりの
完全自転車操業状態。
生徒に叱咤激励するだけではいけない。
今日も遅くに帰宅。

2006年02月27日(月) 使い出したら
2005年02月27日(日) 斜面に合わせて
2004年02月27日(金) 一人の生徒の満足のため


2007年02月27日(火)
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