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re-invention



 まだ見ぬ未来の自分に向けて

朝の練習は,フットワークは股関節柔軟系をメインに。
あとはひたすら打ち込む素振り。
片手早素振りで,左手の手の内が理解できるといいのだが。
短い竹刀があるといいのかも。

今日も輝きdayで授業は2時間のみ。

等式の性質の中の,0で割ってはいけない話を復習。
こういう原理を理解できるようになってほしいもの。
−2を引くことは2を足すこと。
この振り返りもなかなかいい。

いよいよ明日の合唱発表会を控え,
学級練習にも気持ちが入る。
繰り返しのtogetherで伸ばすところはいい響きだが,
相変わらずラストのハーモニーに問題あり。
音を聴くこと・響き合いを感じることの難しさ。
最後まで,何度も修正に挑戦することに。

輝きのまとめ指導は,なんとも難しい。
一人一人に応じなければと思いながらも,
結局全体指導のみの自分。
いくつかを取り上げるだけでも,すべきだったか。
「メディつき」の会合で学んだはずのことを
生徒の学びに生かしていないのは自分の怠慢か。
わずか1時間でも,授業をすべきだったと後悔。

帰りの会も,再度合唱に取り組む。
生徒の日記に
こんなものを見つけ,
思わず黒板に書く。
一年生だけど,
このステージに賭ける
気持ちは十分ある。
今年は生徒の合唱で
涙を流せるのか。
期待が高まる。

とはいえ,気持ちだけでは音は響かない。
バランスの取れないことを気にして自信を失わせ,
消極的にさせたくないが・・・・。
あとは明日のラストの練習に賭けるのみ。

放課後の部活練習は,朝練の拡大バージョンで。
出鼻をとらえる練習を久しぶりに。
後はひたすら打ち込むことを。
生徒に自信をどうつけさせるのか。
夢や希望を持たせる指導になっているのか。
剣道を通して人間を磨くためには,どうしても必要なもの。

明日は市民文化会館に集合。
教室黒板のメッセージは書けないので,
学級通信のようなメッセージを書く。

この歌の意味を単に「夢は必ず叶う」というところではなく,
「誰もがかけがえのない命である」と考えた君たちへ。
合唱は,聴いている人に対して歌うものだが,
今回のこの曲はちょっと違うと僕は思っている。
これから先の人生の中で,誰もが必ず一度や二度は,
「自分なんか生きていても仕方がない」
「自分は何て駄目存在なんだ」と思うときが来ると思う。
そんな,まだ見ぬ未来の自分に向けても
歌ってほしいと僕は思う。
今回のステージがうまくいってほしいとは思う。
でも,うまくいくかどうかはわからない。
とはいえ,「この星に生まれて」を
この104というクラスのみんなで歌ったことは,
君の人生の中で,きっと忘れられない思い出になることだろう。
きっと気がつくと,「この星に生まれて」のメロディーや歌詞が,
自分の頭の中や口に出てきている人も少なくないはず。
この歌が,君達のこれから先の人生を,
明るく照らす光になってほしいと,僕は願っている。


生徒にラブレターを書いているような気がしてきた。
気恥ずかしさもあるが,
自分はこれからも,そんな思いで生徒と向き合っていきたい。

2005年10月18日(火) 至福の時間
2004年10月18日(月) 数式化は難しい?


2006年10月18日(水)
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