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re-invention



 できる教師のデジタル仕事術

寒い朝。
各地からは雪の便りが届くが,静岡には無縁の話。








朝のホールで生徒会主催のミニコンサート。
オルガンの生演奏で,クリスマスソングが流れるのはいい。
(サンタさんも登場したが,撮り損ね)
玄関ホールに書写の作品も飾られ,年末年始を迎えるムード。
玄関ポスターも次を作成しなくては。

授業は,残り時間をカウントしながら。

dbookを使って教科書の問いを進めていく。
スタンドアップや逆スタンドアップを取り入れて,
生徒の理解度を確認しながら。
比例の判定一つをとっても,
言葉を言えても理解していない生徒は多い。
指名して,次々に比例する理由,
しない理由を言わせていき理解度を上げる。
塗り絵の数学が続くけれど,
生徒にとってはその方が安心する内容。

板書が安定しているとノートもきちんとしてくる気がする。
これはスタンドアップで,
ほぼ確実に全員ゴールさせてきていることからでもあるが。
これまでの自分の指導してきた生徒の中に,
すごいノートをつくる生徒はもちろんいたが,
「どの生徒も」というレベルで考えたら,今年が一番だろう。


未知数や変域などの言葉を押さえる。
本当は,なぜこの言葉が必要なのかを感じさせる指導をしたいが,
自分が説明して終わっている。
生徒にとっては,実感がないものだろう。
時間に追われている。もっとじっくり授業をしたい。

昼にいったん帰宅し,娘の三者面談に。
自分の母校でもあるH中は見晴らしが良く,
谷津山の懐に抱かれてなんとも環境がいい。
廊下も広々としており,造り付けのベンチがあるのもいい。
4Fに上がるまでに全ての廊下を通って,
掲示物などをついつい見てしまう。
逆の立場で受ける面談はどんな感じなのだろうかと思ったが,
娘とは,大事なことをあまり話し合っていないことが露呈。
恥ずかしい限り。
いつまでも子どもだと思っていてはいけない。
小さい頃の方が,話をしていたのかもしれないが,
中学生としての娘だからこそ,
話を聞いて,同時にもっと語っておくべきだ。

終了後は,暫し妻と午後のティータイム。
なじみのケーキ屋のマスターに,
新築中の店を案内していただき贅沢な時間。

帰校すると,昨年度のクラスの生徒の進路相談。
ほとんど主任に任せ,そこから対応が3件。
大きな話もあり,決断を迫られる。
学校は,学ぶべき者がきちんと学ぶ場になっているか。
一番気にしていた連絡が入らず,心配は尽きない。

帰りに本屋に立ち寄り注文しておいた本を受け取る。
23時までやっているのは何ともありがたい。
「できる教師のデジタル仕事術」を一気読み。
なるほど,共感できるところが多い。
デジタルと謳いながらも,結果としてデジタル活用が前面ではなく,
教師としての思いや,
人としての生き様・姿勢が随所に感じられる好書。
(このメンバーなら当たり前か。)
それにしても,
・無意味な会議での仕事術
・スランプに陥ったときの仕事術
などの項目立てには恐れ入る。
「自分が本当に読みたかったのは,こういう本だ」
と思われる読者が多いのでは。


2004年12月16日(木) 支えられる輪の中に
2003年12月16日(火) 気になることいろいろ


2005年12月16日(金)
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