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re-invention



 Voyageで学ぶ文字式の良さ

朝の登校が遅い生徒が相変わらず。
生活習慣のリズムを,保護者と一緒に変える運動を起こさなければ。

授業は,3種類。










これまでの反省から,
正方形の数が6〜10個のときのマッチ棒の数は,
それぞれ手計算で求めさせて,
50,100,147個のときは,Voyageを活用させる。
変化する数字を言葉の式にして,そこから文字式を導入。
文字式の表している世界を説明する流れ。



文字式を使うと題した授業。
文字式に代入することの意味や書き方を説明した後で,
Voyageを使って数値をどんどん代入させる。

こんな感じで代入。
文字式で表すことの良さを感じてもらえただろうか。
Voyageが20台。
生徒は32人。
人間関係がうまくいっている生徒同士なら問題はないが,そうでないペアもいる。
通常の授業以上に,
生徒が活動しているか
いないかが
かなりはっきりと明らかになるだけに,気になるところ。









ペア活動は苦手だが,
Voyageを一台与えると,生き生き学ぶようになった生徒もいる。


明日出張があるため,このクラスは特別2時間。
それでもがんばる生徒たちに感謝。
マッチ棒の数から,正方形の数を当てる活動をした後,
文字式の計算に。
Voyageに文字式の計算をさせると,すべて3・n+1になる。
「ホント?」「なんで?」という言葉が出てきて
これを拾って,なぜそうなるかを考えさせる展開に。
まずは,3・n+1 から。
生徒の大半は「答えなのに項がなぜ一つではないのか」に
注目していた。
ここは大事なところ。すかさず,
「なぜ,1+3×n=4×nでないのか?」を問い,確認する。
「文字は数字と別世界のもの,天国と地獄ぐらい違う」
などという言い方も出てきた。
集団での追求の限界も感じている昨今,次回の感想が楽しみ。
Voyageを使う場面と,そうでない場面の使い分け肝心か。
勝手に使っていても,授業がうまく流れるようにできれば,
ホントは面白いのだろうが,なかなかそうはいかない。
教材提示装置と,
プロジェクターを
ロングケーブルで結び,
こんな配置。
座席も,
熊本の堀尾先生に
教わった隊形。
Voyageを使う場面ではいいが,
集団で追求する場面では
もう一息か。
これは集団の質にも因る。
また,キーになる生徒のつぶやきを,板書して残す
筑波大附属の山本先生の手法もいい。
いいものは,どんどん真似していこう。

生徒の家庭学習ノートにこんなものを見つける。




















文字式にするとみんな同じ。の一言がおもしろい。
「一つですべてを表せる」と言う授業での自分の言葉を,
こういうとらえ方をしていたとは。自分にとっても新鮮な思い。
明日は,これを是非紹介しようと思う。

この日は,テストノートを出していない生徒を残す。
残してみると,わかる生徒も出てくる。
「全員がやる」・「全員やらせる」というムードを
これからも大事にしていこう。

多くのメールが届くも返事を出せず,この日はダウン。

2004年07月04日(日) 目先の結果も


2005年07月04日(月)
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