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re-invention



 選択数学2時間目

テスト返却の授業。
どんな解説をM先生がされるのか,知りたいところだが,
高校体験入学の名簿作成のため,お任せしてパソコンとにらめっこ。
Excelで一覧をつくり,オートフィルターで抜き出す方法。
確認して,おおむね完成。後は担当者が決まればOK。

選択授業の第2回目。

まずは,簡単な操作のおさらい。
線分を引いて,長さを測定し,
それをつかんで動かす2種類の方法を確認。
線分の途中をつかんで線分そのものを動かすか,
線分の端点をつかんで,線分の長さも変える動かし方をするか。
SEGMENTなのかPOINTなのかと言う違いで,
簡単なのだが,そうでない生徒もいて手間取る。
わからない生徒の感覚にこちらがシンクロしていない。
ガイドブックにF1からF8までの図を入れ,
それと同じ掲示も作った。
コマンドを使うごとに,そこに日本語で記入していく方法は有効。

次にベースとなる問題。
線分AB上に点Pをとり,
二つの正三角形を作る。
Pを動かすごとに,
変わるものと,
変わらないものを出させる。

三角形の破線の入ったワークシートに書かせたり,
Voyageで操作させたり,画面を見せたり・・・。
いろいろやるのはいいが,手順が上手く整理されていなかった。
授業案をきちんと作るべきだったと反省。

周りの長さが変わらないと言う意見が出て,面白くなる。
「なぜ?」に対しては,一方が増えるともう一方が減るという
わかるような,わからないよう反応。
結局先を急ぐあまり,種明かしをこちらがしてしまう。
もう少し時間をとるべきだったか。

また,面積の和はどうなるかと聞くと,大半が「変わらない」
さらに,CBを結んでその長さが変わるかどうかを問う。
これも大半が「変わらない」と予想。
次々に予想がはずれ,それを楽しむ生徒たち。
この課題は,まだまだ奥が深い。
こんな積み重ねから問いを生み出し,
「なぜ?」という数学的な種明かしを考える楽しさを
共に味わっていこうと思う。

ガイドブックへの感想の中に,
「点Pを線分ABの右や左に動かしたらどうなるだろう」というものや
「変わるのなら,変わる比率とかがあるのだろうか」
という新たな問いを書き始める生徒もいて,うれしい限り。
こんな問いを,マップにしていけば,
ここから先の個人探求に有効に働くはずだと思う。

放課後,研修委員会。総合と保体の授業案の検討。
授業案の検討で,授業の組み立てを検討しつつ
本年度の研修テーマとどう関連させていくかで悩む。

さらに,金曜日の保護者会の資料を印刷。
なかなか見やすいものができたのではと自画自賛。
次は,プレゼンを作らなければ。





2004年06月16日(水)
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