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re-invention



 Voyage200を使った選択開始

朝,いつもよりちょっと早く登校し,選択ガイドブックの印刷。
全24ページ。
こんな切羽詰った状態の積み重ねが,何を生むのか。
もっと早く準備すべきだったと反省。
どんな授業になるのか,期待もある。

M先生の平方根の授業は,循環小数が分数で表せるが,
2の平方根は循環しないから,分数で表せないという筋。
循環しないことも,きちんと説明できないし,
分数で表せないことも,
循環しないという理由では本当は甘い。
自分のこれまでの授業では,
分数で表せないことを背理法で証明していたが,
わかる生徒は少なく,これは自己満足かも?
中学校では,このあたりが限界なのかと思いながらも,
「これでは不十分」と指摘する生徒がいてほしいとも思う。

いよいよ選択授業スタート。
昨年からのメンバーと,初めてのメンバーの20人。
思い切り,自分の願いを語る。
さっそくVoyage200のCABRIで基本的な作図をさせるも,
かなり苦戦する。
GC/JAVAを1年半使ってきたので,
作図ツールの指導には慣れていたつもりだったが,
Voyage200は,また別物であることを感じる。
油断していた自分を反省。
・英語表示であることから,英語アウトの生徒は苦戦
・色が白黒なので,選択していることが,ぱっとつかめない。
・マウスではなく,4つの方向キーで動かすことの不自由さ。
・画面が小さく,すぐにはみ出してしまうこと。
・カーソルが画面外のどこかへ行ってしまった。
→フリーズしてしまい,電池をはずしてシャットダウン。
 操作をあせり,Cabriを飛ばしてしまう。

作図させることが,メインではないが,
図形を自由に動かす感覚を育てるためには,
もう少し,丁寧に指導すべきだと感じる。
それとも,生徒には作図させず,
去年の一年生のような変形と測定中心の活用にすべきか迷う。

また,バックアップ用に自分専用機が必要だと痛感。

3時過ぎに校長先生が「130年ぶりの金星を見る?」
何のことか分からず,ついていくと雲の合間から,
金星の太陽面通過を,運良く見る。
小さいけれど,きれいな円形の黒い影。

放課後は学年委員会。
行事を成功させたいが,塾の夏期講習などがあり,
仕事を引き受けるかどうかで悩む現実的な生徒の姿。
それでも楽しそうに,修学旅行アンケートをまとめる。
スローガン達成率90%は立派。

進路説明会の資料に,就職の話も追加。
高等学校の費用についてのアンケート文書作成。
テストも,作成しなければ。
やるべき仕事が蓄積し,来週の飲み会のお誘いにも,
素直に喜べないのが悲しい。


2004年06月08日(火)
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