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re-invention



 自分のやろうとしていることは

私立高校の一日体験入学の申し込み用紙を作成。
保護者会の資料を構想。
入試制度が複雑になり,どう説明しても分かり難い。

午後,妻の妹のご主人のお見舞いに。
調子が悪いので,病院に行ったところ,
血糖値が異常に高く,緊急入院とのこと。
思ったよりも元気そうだが,これからが大変になるだろう。
忙しい方だけに,しっかり静養できるといいのだが。

仕事が進まず,「自分の仕事をつくる」を読書。
目的と手段の倒錯は,あらゆる仕事で起こりうる。ピアニストならピアノという道具そのものに深く向き合わなければならない。しかしそれが過ぎると,あらゆる仕事の最終的な目標であるべき「人」が,疎外されてしまう。
優れた技術者は,技術そのものでなくその先に必ず人間あるいは世界の有り様を見据えている。技術の話をしている時にも,必ず単なる技術に終わらない視点が顔をのぞかせる。音楽家でも,医者でも,プログラマーでも,経営者でも同じだ。


妻の高校からの友人家族と食事。
小学校の教員をしている方。
教員としての立場と,親としての立場,それぞれの視点で
話を聞け面白かった。

夜,なんとなくつけたテレビで,
北星学園余市高校の義家弘介さんが出ていた。
ドラマや,立ち読みした本でしか知らなかった方だが,
何気なく語る一つ一つの言葉が確かな裏付けがある。
“禁じる教育”ではなく、“転ばせて痛みを学ばせる教育”
今の子供たちは転ばないように,育てられている。
大人の前でコトを起こさないことを求めても、
問題は潜行するだけで、何も解決しない。
問題が起きることをおそれず、生徒に寄り添い一緒に歩くこと。


自分のやろうとしていることは,今,どうなっているだろうか。



2004年06月05日(土)
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