2004年02月07日(土) おかえり

このところ、諸事情により自分のサイトの更新がえらいおろそかになっていたえあですこんにちは。

先週入院したうちの猫が、帰って参りました。
いや金曜日なんだけど。

例の、糖尿病の子なんですが、そろそろインシュリンが切れるのでもらいに行かなきゃなあと思っていた先先週の中頃、体調が悪そうにぐったりしていたのです。
それで慌てて病院に連れていったのですが(と言っても私は会社なので母が)、検査をしたらその場で即入院決定、と。
腎臓肝臓その他諸々かなりの値を叩き出してしまい、ちょっと危険ですとまで言われる始末。
なんだかんだで複数の猫を何回も入院させて頂いている先生ですが、そんな宣告は初めて受けたのでかなりショックで、会社から帰ってそれを聞いた日はもう何もする気力がなく速攻寝てしまいました。

まあ結局の所、冒頭で述べたとおりちゃんと帰ってきているのでご心配は要らないのですが。
その翌日、翌々日と病院にお電話して様子を聞いてみますと、ご飯もすこしずつ食べるようになって、先生にかーッ!!と怒る様子も見せるようになった(他所様になつかない猫ですみません)ということなので、初日よりはやや安心していたのですが、それでも心配なことには変わりなく、この一週間仕事もサイトの方も全く手につかずの状況でした。

いや仕事手についてないのはいつものことだけどね?



で、ある程度体調もよくなってきたので金曜日、帰ってきたのですが。
どうして体調を崩したのかというと、これまで使っていた糖尿病の治療薬であるインシュリン(正確には、本来身体の中で生成されるインシュリンが生成されなくなった分を補っているわけなので、薬ではない)に抗体が出来、きかなくなってしまった為とのこと。
対処法として、まあ当たり前ですがインシュリンの種類と量を変えて頂きました。

糖尿病、なめたらあかんです。尿とかなめたら甘いだろうし。じゃなくて。
よくある生活習慣病だと思ってちょっとなめてました。反省。

糖尿病ってのは自覚症状が基本的にはないので、最初はほったらかす人が人間だと多いみたいですが、だめですよ、ほったらかしちゃ……
今回のうちの子みたいにたかだか何日でうわーってことはそんなにないだろうけど、長い時間をかけて確実に身体は蝕まれていくのですから。

病気ってのは怖いね。うん。










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オマケ資料・ちょっと怪しい糖尿病概論

○糖尿病とは
膵臓でインシュリンが作れなくなる病気。また作ったインシュリンを使えなくなってしまう病気。
インシュリンは血中のブドウ糖を細胞内に栄養素として持ってくるのに必要なもので、それができなければ当然ブドウ糖を栄養として使用することが出来ず、また血中のブドウ糖の濃度、血糖値が高いままになり、さまざまな障害を引き起こします。

○原因
いろいろ。食生活や遺伝など。中年とか肥満者に多い糖尿病は後者の方でインシュリンは生成するのだが脂肪なんかが邪魔をして吸収出来ない状態。早いうちに糖尿病食やら運動やら経口血糖降下剤なんかで治療すればインシュリン注射はいらないことも多いが、時間が経過するとインシュリンを大量生産した膵臓が疲れて完全に働かなくなってしまう。こうなるとインシュリンを一生打ち続けるしかない。
若いうちから太ってもいないのに糖尿病になるタイプの人は初めからインシュリンを生成出来ないタイプ(が多い)。このタイプの人はインシュリンとお友達生活がやはり一生続く。

○症状
・喉が渇く
・尿が沢山出る
・食っても体重が減る
・傷の治りが遅くなる
基本的に初期は無症状の場合が多い。猫の多食多飲多尿には要注意。

○合併症
血糖値が高い状態が続くと以下の合併症が併発する。
・昏睡(高血糖性・または投与したインシュリンがききすぎて低血糖性)
・網膜剥離、白内障等、視力関係(生まれながらでなく途中で失明する人で最も多い原因は糖尿病に由来する)
・神経障害(猫の場合は歩行障害で飼い主が異常に気付き糖尿病が診断されることも多い)
・腎障害
・傷の壊疽
・さらに高血圧とかを引っ張ってきてそっち系の障害いろいろ(動脈硬化とか。これは猫は少ないと聞くが根拠はよく知らない)

2003年02月07日(金) 物語の終わり
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