■幸せのかけら / りゅーな■
■2002年12月10日(火) 過去を思い出した。

目が覚めた途端に、忘れていたことを思い出した。
あの頃の夢でも見たのだろうか…


あの頃、あたしら姉妹と父との間に会話はなかった。
父は、毎日帰って来るのが遅くて、その頃にはあたし達はそれぞれの部屋にいた。
父が出かける頃には、夜更かし間のあたし達は、必ず眠っていたし。

あの頃は、今のように家族団欒とかもしなかったし、本当、私達は好き勝手。いつも部屋に閉じこもっていたから。
本当、会話がなかった。
たまに会っても、やっぱり話す事はなかった。
普段話さないから…何を言えば良いのかわからなかった。

あの頃、あたしは今とは違う意味で荒れてて、家族もボロボロだったし。

あの頃、ブレーカーの落とされた真っ暗な部屋で。
あたしは闇に向かって呟き続けていたんだ。
当然、無の空間からは何も返って来やしないけど。
何も見えない音のない世界は、只恐怖の固まり。
何も見えない世界では、何も出来ない。
ただ死んでしまいたいと言う気持ちだけあって、でも、この暗闇じゃナイフも見つからない。
何も出来ない。何も出来ない。恐くて眠れない。何も出来ない怖い怖い。
あれは、いまでも思い出せば泣いてしまいそうなほど恐い。
あれから暫らく、あたしは真っ暗な部屋で眠る事が出来なくなってた。


でも、きっとどれも妄想だ。
あたしはまた夢と現実が混じってしまってるんだ。

今、両親はバカみたいにラブラブで、母は娘たちに惚気話を聞かせるし。
父とも毎日顔を会わせて、馬鹿な話ばっかりしてるし。
あたしは、不規則だけど、まあ眠れちゃいる。

でも、じゃあ。
妄想だったらなんでこんなにも怖い?
何でこんなによく思い出すんだ?

あれ?
あたしは…

何で?
死にたい?

あれ?
ウソ?

あれ?
全部妄想か

れ?
あれ?

おかしいなあ…
あれ…
何が事実?

あれ?

結局、僕は「現在」しかわからないのか?
おかしいな…

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