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2005年05月08日(日) 奇妙な親子

近所の耳鼻科には幼児用の遊ぶコーナーがあって、結構人気がある。

スーパーなどにもかならずキッズコーナーがあって、室内の公園というような感じである。

最近、下の子とそういうところによく行くのだけれど、奇妙に感じるのは母と子が異常に密着しているのではないかということだ。

一挙一動に全部関与している感じだ。わたしなどは全く放任なので、子どもが物の取り合いをしてようが喧嘩してようが平気なのだが、世のお母さん方は我が娘をとんでもない乱暴者と思うらしい。

昔は、幼児だろうが皆ほったらかされて、公園ではいろんないざこざがあったとしても子ども同志でなんとか解決していたような気がするのだ。親同志はしゃべっていて、子どもの方は見てないというのが普通だったと思う。

ところが、今はぴったりと背後に親がくっついているのだ。親同志はそれほど会話が弾むわけではなく、とにかく、こどもがなにか悪さをするたびに注意しているのだ。それでは子どもに自立心が育たないし、喧嘩を収束させる方法を体で学ばないだろうにと思うのだが、なんでもかんでも親が間に入る感じだ。

何か昔と絶対的に違う空気を子ども達の周囲に感じてしまう。子どもはもっとおおらかに元気よく遊んでいたような気がするのだが、気のせいなんだろうかなあ?


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