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2003年03月17日(月) イラクへの攻撃がやっぱりわからない

なぜ、今イラクを攻撃するのかさっぱりわからない。

アメリカはどうしてイラクを攻撃したいのだろう?さっぱりわからない。もともとアルカイダがはじめた無差別テロに対する報復から始まったはずだ。そのためアフガニスタンを攻撃していたが、暫定政権ができたとたんに今度はイラクだ。

アフガニスタンの時も、アルカイダというテロ集団に対抗しなければならないところをアフガニスタンという国を相手に攻撃したが、かなり論理的飛躍があるなあと感じたが、今回はもっとめちゃくちゃだ。そもそも無差別テロとイラクと何かつながりがあるのだろうか?

アメリカの主張からすれば、イラクは大量破壊兵器を持っているからテロに横流しするかもしれないという論理かもしれないが、ものすごくとっぴょうしもない論理の飛躍を感じる。

ううううん全然わからん。

国連決議なしでもアメリカは攻撃するというが、それは、非常にめちゃくちゃだ。今国際社会では、国連を中心に平和をめざそうとしているのに、その決議無しで宣戦布告するのは、無法者ということではないか?

今回は本当にどちらが悪なのかよくわからない。イラクは確かにフセイン独裁政権の言論統制下のもとミサイルを配備していることも確かだが、国民は北朝鮮ほど疲弊しているわけでもなく、そもそも侵略しようという意志があるわけでも、アルカイダに兵器を横流ししているという証拠もない。普通の国のように見える。

核兵器保有国が核兵器査察をしていること自体はらだたしいことだが、何も無抵抗な国を攻撃するというのは横暴ではないのだろうか?

それなのに我が国はそんな乱暴者の肩を持つ。肩を持たなければやっていけないというのなら何ともナサケナイことだ。

学生時代に自衛隊は憲法違反だと思って本気で兵力を縮小すべきだと思っていた自分がいまさらながら恥ずかしい。やはり自立した国は自分の国を守るだけの防衛力は必要条件なのだ。自衛隊はもっとちゃんとした体系を持って自立した軍としてしっかりしたものを作らねばならないのだ。

自分で自分の国を守れないからこんな無法者の国のサイドに立つという恥ずかしい思いをしなければならないのだ。国連の日本大使のアメリカの犬のようなスピーチには正直腹が立った。日本は本当に自立した大人の国家とはいえないのだろう。。。。。


Succhii |MAIL

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