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2002年12月19日(木) 中年以後

曽野綾子の「中年以後」という本を読んでいる。

中年というのは、何歳のことを言うのかよくわからないけど、著者によれば30代後半くらいから、もう中年なのだということだ。

ということで、全くひとごとと思っていた中年という言葉がどうも現実味を帯びてきて、何となく本屋で目についたこの文庫本を買ってきた。

若いころは出世意欲おう盛で、なんでも自分がしないと気が済まなかったが、もう30代も後半になってくると、どうも力をセーブしてしまう。ガンガン出世してもしんどいばっかりで、家庭はどんどん壊れそうである。

最近、急に二人目の子供を授かったので、余計そういう気がするが、そんなに頑張ったところで、社長になれるのはごくわずかだし、役員になったとしても4,5年の世界なのだ。

それよりは、自分のしたいことをして、家族でいることが楽しくて、友人がいっぱいいるほうがどれだけ楽しいことだろう。負け犬の遠吠えかもしれないけど、どっちが負け犬と誰が判断するのだろう。ひいひい頑張って出世したやつが勝ち組なのか?

仕事はなるべく頑張らず、それよりも地域社会の中で、人に役立つ人になるほうがよっぽど楽しい。自分と同好の仲間を募って楽器をやったり、バーベキューをしたり、絵を描いたり、そういうことをわいわいやる方がおもしろいだよな。

そう思ってきたのが中年の証だろうか。。。。会社はとにかくどうでもええわホンマに。


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