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2002年12月15日(日) 学校を卒業したころ

大学を出たころは、将来の進路など何も考えていなかった。

とりあえず、給料の高いところと考えて、銀行に就職したんだが。。。。
結局、自分のやりたいことをやっているかと考えると、とんでもなく逆行しているような気がする。

世の中のために、人のために、人間が幸福になるように、そういうことを社会に対して影響を与えるのが仕事のはずなのに、今の仕事は他人を不幸にし、世の中を不景気にし、そして何かトラブルがあると自分の身を守ることしか考えていない。

そういう組織に身を置いたことを今更悔やんでも仕方ない。純粋に社会奉仕のために生きるとなると、ボランティアに行き着いてしまう。お金を稼ごうとすると、どうしても他人に負担をかけてしまうからだ。

ミュージシャンや作家という仕事の場合、他人が納得して支払っているものをもとにお金が動くのでいいのかもしれない。メーカーも消費者が必要と思って買っているのだからそれもいいだろう。問題は金融機関である。金融はお金の仲介をしているだけで、結局何も産みだしていない。他人の懐に依存しているだけだ。

マルクスの資本論にもあったが、金融は何もないところから錬金術のように生み出しているだけで、本来の労働の対価としての価値を生み出していないではないかと自問自答してしまう。

子供に父親の仕事を聞かれたときに、何だか気恥ずかしいような、なさけないような感覚にとらわれてしまう。違う仕事をしたいなあ。。。


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