納涼祭。 てきとーに始まったかのように思われる中 影で動いている人たちの苦労が あちらこちらに見受けられた。
微妙な気持ちで焼き鳥の準備をしつつ さっそくビールを飲み始める。
何から食べようか周りをきょろきょろしていると そこらかしこに落ち着きのない緊張感が漂ってきた。
じきコンテストが開かれるのだ!!
特に始まりは決められておらず 薄暗くなった頃に司会が挨拶を始めた。
思い思いの衣装に身を包んだ人たちが 順番にでてきてはアピールをする。 審査員も観客も不思議な空間に取り込まれ 微妙なほほえましさがあふれだす。 奥ではビールを飲む人たち。 そんななか子供たちは横目でサッカー。 時間が止まったような初夏のひと時だった。
結果はうちの研究室で1・2・3位総取り。 これまでこんなことはなかったらしい。 もちろん1位は、わ・た・し。 だまされて出場しただけに さらっと流されたかったものの 不覚にもこんな形で知れわたってしまった。
今後の不安要素がまたひとつ増えてしまった。
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