TOM's Diary
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2004年06月03日(木) マリオ

1986年の今日、スーパーマリオブラザース2が発売された。
ゲームフリークではないが、スーパーマリオブラザースには
はまった。

一度やり始めると、かっぱえびせん状態・・・
いや「やめられないとまらない」状態になってしまう。
大学生〜大人になってもそんな状態なので子供ころだったら
どうなっていたことだろう。

ほんとうに子供の頃にあんなものがなくて良かったと思う。
あんなものがあったら、もっと親に怒られまくったことだと思う。

最近はもっとすごいゲームがあるようで、そんなものをやったら
はまりやすい私は仕事に差し支えるほどはまりまくりだろう。

少し前まで少年が犯罪を犯し、その少年がゲームマニアだったり
すると、最近の残酷なゲームが犯罪の引き金になったのでは
ないかなどと、評論家のおじさんたちが言ったりする。
現実とフィクションの境目がなくなってしまうだのもっと
もらしいことを言う。

我々がゲームをするときには親の目を盗むようにしてやったものだ。
「まだ、遊んでるのか、勉強しなさい、勉強!」
仕方ないので勉強をしているフリをしてゲームをする。
だが、現実とフィクションの境目がわからなくなるようなことは
なかったし、人の痛みがわからなくなるようなことはなかった。

むしろ、相手の気持ちを思いやったり、相手の立場になって
考えることを親からちゃんと教わっていないような友達は
ゲームなんかせずに、外でばかり遊んでいても残酷だったように
思う。もちろん、そんな子達でも、外でケンカをしたり
大人に怒られていくうちに経験上、どこまではやって良い
ここからはやってはだめと言うことは学習していく。
ゲームとは関係ない。

むしろ、大人たちが十分に子供たちを理解せず、一元的な
管理をされることによって、ストレスが溜まり、判って
いながらやってはいけないことをしてしまう。
そしてまた、大人たちに抑圧を受け、さらにストレスがたまって
悪循環に陥る。
それが徐々にエスカレートしていき、ついに警察のやっかいに
なってしまう。


我々が子供の頃はたいがいそんな感じだったように思う。
普通に仲の良かったまじめな友達が、私の知らないところで
他の仲間たちと悪いことをしてしまうなんて言うときには
たいていがそのような悪循環に陥ってしまっているような
ときだった。

ゲームとかそう言うのは関係ない。
もちろん、悪いことの内容が、万引きや無免許運転で事故を
起こす程度だったのが、あの当時に今のようなゲームがあれば
もっと凶悪な内容になっていたかもしれない。
だが、悪いことをした原因はゲームなんかでは絶対なかった。

それとも、我々の子供の頃とは違うのだろうか?
そんなことはないと思うのだが。

昨日からニュースは、子供たちにインターネットのルールを
教えるべきではないかと言うようなことが盛んに言われている。
それでなにが防げるのだろうか?

少女の両親は、家ではおとなしく自分の気持ちを言い出せない
子だったそうだ。子供が素直に自分の気持ちを親に言えない。
だれに遠慮していたのか?なぜ遠慮していたのか?チャットで
そのストレスを晴らそうとしていたのに、仲の良い友達に
裏切られますますストレスが溜まった。小さな子供には耐え
きれなかったのではないか?
インターネットのルールを教わっていたらそのストレスが
解消されたのであろうか?

なにが原因なのかは判らないが、インターネットのルール
は教えるべきだとは思うが、まるでインターネットが事件の
原因とも取れるような的外れな意見にはうんざりさせられる。


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