独り言。
もくじ : かこ : みらい
昨日、彼と話をしていて、見送りに来てくれるという事になっていた。 『準備も入れて、家から2時間かかるから、待ち合わせの2時間前に電話して』と。
ホテルのチェックアウトが10:00で、京都駅には10:30前には着くから、 その2時間前の8:30、彼に電話をした。
『何時に待ち合わせ〜?』 「10:30前には、着くと思う」 『早い〜。11:00にして』 「分かった、待ってる」
電話を切って、そのまま準備。 カーテンを開けたら、良い天気過ぎて、目が痛かった。
準備は9:30ごろ終わっていたけど、ギリギリまでホテルにいた。 チェックアウトして、地下鉄の駅を目指す。
向かってる間、空を眺めてた。 台風が行った後で、すごく良い天気で、「なんか私みた〜い♪」って。
アホっぽいけど、そう感じたんだ。 昨日はいろいろあって台風みたいだったけど、今日は吹っ切れて、この空みたいって。
歩きながら、「このまま会わずに帰った方が良かったのかもな〜」って思ってた。
地下鉄に乗って京都駅に向かい、買ってなかった新幹線の切符を買う事にした。 「彼が11:00に来て、一緒にご飯食べるとして〜」って考えて、13:09の切符を買った。
それから、彼にメール。 “京都駅着いた。新幹線の切符も買えた。適当に待ってるね”って。
彼は、まだ寝てた・・・。 なかなか起きれない、彼らしいなって思った。
何時の新幹線か聞かれて、“13:09の”って返した。 “了解〜!”って戻って来たけど、“もし無理だったら、来なくても良いよ”って返した。
それから、ぱったりとメールが来なくなった・・・。
15分後、もう1度メールを送った。 “届いてないのかな?来るの無理だったら、来なくても良いよ。 そしたら、もっと早いので帰るし”って。
それからずっと待ってたけど、返事は来なかった。 昨日の、見送りの話をしてる時の、彼の顔が浮かんだ。
「困った顔してたもんな。来たくないのかも・・・」って。 「もしかしたら、携帯忘れて向かってるのかも知れない」とも思った。
前のメールを送ってから30分後、もう1度メールを送った。 “なんで返事くれないの?待ってるの辛いよ”って。
でも、どこかで期待してた。 「携帯忘れたんだ。きっと来てくれる」って。
私が京都駅に着いてから、1時間が経ってた。 「電話してみようかな?」って思ってたら、メールが来た。
“ごめん。体が起きなかった。ここで見送らせてもらって良い?”
泣きそうになった。 「やっぱり、会いたくなかったんだろうな〜」って思った。
彼が来ないのに、1時間半も新幹線を待つのは辛かった。 時間を変更して、すぐに帰ろうと思った。
切符は変更出来て、すぐに来る11:43のが取れた。 それに乗って、帰る事にした。
座席は、3人席の真ん中・・・。 お姉さんとおじさんに挟まれて、2時間。
MD聞きながらいろいろ考えてたら、泣きそうになった。 さすがに、泣かなかったけど。
14:20、家に着いた。 彼に“無事に着いた”と、メールを送った。
返事はなかった。 それが、“もう関係のない2人”なんだろうと思った。
帰って、洗濯物の多さに愕然とする。 父と弟しかいなかったけども、台風だったけども、「これはないだろ〜」って。
洗濯開始。 2回も洗濯機回したよ・・・。
そんな事をしていたら、友達からメール。 私にはそのメールが、SOSだと思えた。
今まで私は、友達に沢山助けられて来た。 「今度は、私が助けてあげなきゃ!」って思って、会いに行く事にした。
と言っても、友達の地元だと行くのに時間がかかってしまうし、洗濯も残ってたから、 申し訳なかったけど、うちの近くまで来てもらう事にした。
家着から適当に着替えて、化粧も直さず、急いで出かけた。
やっと友達と合流して、ファミレスに行った。
話を聞いていて、何も言ってあげられない自分が、悔しかった。 「本当に、聞いてあげる事しか出来ないんだな」って。
しかも、話を聞くはずが、聞いてもらっちゃってるし。 そのうち、全然関係ない話で、大笑いしてるし。
その場に5時間も居座ったくせに、全然お役に立てなかったな・・・。 ごめんね。
でも一緒にいる事で、ご飯が食べられたり、少しでも元気になれるなら、 いつでも使ってやって下さい。
すっ飛んで行くからね。
帰って来てから、彼とメッセで少し話した。
“13時までに行く”ってメールを、くれていたらしい。 私には届かなかったかったし、私のメールも送れて届いてたらしいけど。
まぁ彼も、『会わない方が良い』って気持ちがあったみたいだしね。 私が、そう言わせない雰囲気を出してしまってたんだな・・・。
最後の最後まで、困らせてしまってました。
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