航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2002年08月14日(水) お珍し声優ネタ

 まぁ、多少のブランクはあっても、これだけアニメを見続けていれば、そのキャラに生命を吹き込む声優さんにも興味が湧くのは有りがちなことだと思う。今では熱烈、というと真に熱心なファンの方々に申しわけないので、“お気に声優さん”は何人かいたりする。まぁ、最近の新人さんたちのことは全然、判別もつかなくなっとるので、いわゆる中堅以上に集中している。

 最初に気にかかったのはやはり、というべきかブライト役の鈴置洋孝さん。ただし、声優としての鈴置さんを知る切っ掛けとなったのはブライトではなく、『ガンダム』直後頃の『六神合体ゴッドマーズ』の伊集院ナオト役だった。多分にもれず、主役ではなく、そのライバル(と自負している)の脇役に興味がいくのはこの頃から変わってない。
 何度か見ている内にEDクレジットのCASTに同じ名前を見つけ、かーなり驚いた。何せ、キャラが違う、声質が違う、調子も違う。何から何まで違うトコばかし。よーく気をつけて聞けば、当たり前だが、声音は同じ…らしいと納得した。
 あの瞬間から、声優という存在を認識し、凄い!! と感動しちゃったりもした。
 それからは、ずーっと、鈴置さん声の追っかけ、のようなことをやっていて、アニメだけでなく、洋画などもよく見るようになった。出演作品と役名をメモしてたりもしたなぁ。恐ろしいことに小学生なんぞも演じていた。何だかバレバレだろーなぁ。御本人曰く、「日向小二郎ってゆー気持ち悪い小学生やってます」だそーだ。それって、自分が当ててるからってことなんか? 
 それが段々と年代が上の方にも広がって、こんな渋い役もできんのか!? と唸っちゃったもんだ。因に長いこと、その誕生日を知っている唯一の声優さんだった。といっても、ファン・レターも誕生日プレゼントも贈ったことはない密かなファンのつもりだが。

 さて、今では誕生日をソラでいえるのは他に二人、林原めぐみさん(ラジオ番組聞いとる内に覚えた)と高田祐司さん。
 高田さんについては前にもこの日誌02/01/10で書いたが、中々に渋い声の持ち主。勝手にオリ・キャラくんスノーの声にも決定しているが、実はそれほどの年ではない。娘さん、まだ小さいしね。『万物創世記SP・赤ちゃん』にNRでありながら、子連れで生身出演。カメラが引くほどの親馬鹿ぶりを「これでもか!」と発揮していた^^ あれで、スノー声に確定したようなもんだったなぁ。
 最近、アニメ出演も増え、なぜかサンライズ作品が多い──とも前に触れている。

 さてさて、なぜに突然、こんなネタを? というと、現在放映中でチェックしている作品『ラーゼフォン』で、無茶苦茶、渋い役を演じている方がいらっしゃった。
 功刀仁(くぬぎ じん)役の中田譲治さん。
 作品そのものの解説はこの際、省く。つーか、一応クライマックス間近で、展開が混迷を極めていたりする。深夜に枠が移って見逃したりもしてるので余計だが。
 んで、中田さん声の功刀司令主役の回を昨晩放映。危うく、これも見逃すトコだった。つい寝入っちゃって、5分前に目が覚めた! 何かが呼んでくれたんだろうか??(・・・アブネェよ)
 作品全体の展開は迷走状態でも、功刀司令に関しては明瞭だった。結構、謎をはらんだキャラでもあったが、多分、今回で退場・・・。ううっ、壮絶な最期を遂げられたのであったTT
 まぁ、そこに至る中田さんの演技と声が「参ったか!!」とばかりに渋さ爆裂★ さすがにデビューがN○Kの大河だけのことはある(?) 功刀の過去なども感じされられて、相乗効果の如く、胸にくるんだなぁ。
又、過去に何かを背負ったある程度の責任を負う大人の男(若者役、回ってくるのかね? 想像が・・・^^;)なんて、役が多いんだな、これが。『アルジェント・ソーマ』のマイケル隊長もそうだった。こちらは生き延びたが。
 なお、『〜ソーマ』には高田さんも出演。渋さを競演していた。っても、高田さんにちゃんとセリフがついたのって、最終局面だったような・・・。それまでは唸ってばっかだった^^;; 何気に脇役その一とか演ってたし。これで幹本さん(レオン声)もいれば、完っ璧だったかも??(でも、竹村拓さんでも十分だったな)
 話は戻って、初めて、中田さんの声と名前を一致させたのは高畑京一郎氏原作『クリス・クロス』CDドラマ編でだった。映像がない分、全てが声の演技にかかるので、アニメ以上に難しいだろう。その中でも、中田さんの演じた「魔王ギガント」こと「江崎新一」は原作でも「声」だけで登場するため、他のキャラのようにイメージを膨らませる要素が少ない。それを見事なまでに吹っ飛ばしてくれた。

 「な、何者っ? この超ド渋な声の人は」

 あれから、八年ばかし──さらに磨きかかってる様子。功刀司令、カッコよかったよ。なお、最後のセリフ?は「フッ」とな。いや、功刀自身の最後の言葉はもう一つあるんだが、声としては乗らない演出だったんだよね。多分「娘の名前」が大勢意見。(しかし、輝の趣味って、本ットに解りやすいよな)
 ただ、許せんのはご退場主役回だとゆーに、クレジットの名前が違うじゃねーかっ!? 「中島譲治」って、誰よ?
 ついでに、もうすぐ発売の『雪風』でも何と、ブッカー少佐を中田さんが演じたりする。既にプロモは見てるわけだが──勘弁してくれっっ!! なほどにヤバイ感じ。ちょーっとばかし、演技過剰かも。でも、だから迷ってしまう。見たいような、聞きたいような^^;;;;;


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