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2003年12月23日(火) グリーンゲーブルズ

祝日ではあるが仕事をした。
僕がちゃんとした平穏な生活を送ることが陛下への御祝い。
そのように解釈してみた。

とは言え一日中仕事をしていたわけではなく。
午前中に2件の配達とカレンダー配り。
12時前には切り上げて作業服のまま図書館へ行った。

本を2冊返却。
1冊は建築関係の資料でもう1冊は小説。
小説の方はまたしても最後まで読めずに貸出期限がきてしまった。
2週間で1冊読むのも難しくなっている。
実際昔にくらべて読むスピード自体がおそくなっている。
それはそれでいい。特に急いで読む必要もない。
また借りればいい。

今回最後まで読めずに返した本の中で「赤毛のアン」の話がでてくる。
Fツは「赤毛のアン」を読んだことがない。
だから物語の場所がカナダであることも今回初めて知った。
Fツにとって「赤毛のアン」と言えば昔見ていた日曜夜のアニメだ。
スポンサーがまだカルピスだった頃だと思う。

「赤毛のアン」の中でアンは自分の住んでる家(地域か?)のことを
「グリーンゲーブルズ」と呼んでいる。
今回Fツが借りたその本の中ではグリーンゲーブルズが日本語訳で書かれていて、
「緑の切妻屋根」ということばにグリーンゲーブルズというルビがうってあった。

Fツにとっては「へぇ〜なるほどね」なのだが、
おそらく一般の人にとっては「切妻屋根」なんて言ってもそれがどういう形の
屋根なのか全然見当がつかないのではないかと思う。
屋根の形には切妻、寄棟、方形、入母屋などあるのだが、
建築関係の人でなければ分からないと思う。
「何で切妻と言うのか?」と質問されたらFツも答えることはできない。
「妻が切られているから」というテキトーな答えしか言えない。
その程度の知識だ。



午後からもカレンダー配りであちこち車で走ったのだが、
よく見てみると案外このグリーンゲーブルズの家がちらほら目に付く。
緑の切妻屋根だ。

最近のFツは非常に無口であまりこういったウンチクうんぬんを話す機会が無い。
だから日記なんかに書いてみたのだが、
結局言いたいのは景色を見る余裕が出てきたと言うことだ。



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