凛とした寒さの中に出かけるのは気持ちのよいものです。
玄関を出ると、朝日がまぶしくめをいるようです。
よく晴れ渡っています。
駐車場公園には朝早くから、庭のお世話をしてくれている岩尾さんご夫妻が芝生や花たちの手入れをしてくれています。おかげで塵一つ無い朝の庭をみることができます。
年始年末養生していた芝生はさすがにきれいで、刈り込まれた黄緑の絨毯は生き生きしています。
この冬は冷えが厳しいように感じるのですが、さすが北の生まれの木々たちは逆に嬉しそうに新芽をふくらませています。
沙羅双樹も新芽の薄皮を脱ぎ始めました。
いのちを感じさせる木々たちです。
午前中の外来は意外にも落ち着いた日常に戻ったようでした.
外来が終り、明日の山陽ラジオの収録がありました。
新年のご挨拶とをしたのですが、その中で詩を読ませていただきました。
星とたんぽぽ 金子 みすず
青いお空の底ふかく、 海の小石のそのように、 夜がくるまで沈んでる、 昼のお空は眼に見えぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。
散ってすがれたたんぽぽの、 瓦のすきに、だァまって、 春がくるまでかくれてる、 つよいその根は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。
これをもとに、当院がすすめている母乳育児は、「お母さんに抱かれておっぱいをもらう→おっぱいを吸われることで愛情ホルモンが出る→かけがえのない存在として赤ちゃんをかわいがる→愛情シャワーを一杯に浴びた子どもの心の中に「母いのち」の刺青がしっかり彫られ、お母さんへの絶対的信頼感が養われる→見えないものがわかる力を養う」ことを目的にするというお話をしました。
昼食にあがると、食事中のスタッフたちが何かに注目しています。食堂のガラス戸から眺めると、当院のメインツリー、ケヤキの巨木の枝先にたくさんのメジロがとまっているではありませんか。
渡りの途中に羽根を休めているのでしょうか、何か幸せな気分になりました。
|