今日は一日快晴でした。
急に冷えこんだせいか、紅葉が随分進みました。
こどもたちが落ち葉で遊ぶ風景は何ともいえずほほえましい。
夕方から遺伝子研究の第一人者、村上和雄先生の講演、「スイッチ・オンの生き方」が開催されました。
スイッチ・オンの生き方のこつに「笑いが」あります。
お話はこの笑いから入りました。
M首相の逸話。就任当初、アメリカへ表敬訪問したおりのお話です。
英語があまり得意でなかった首相が、挨拶の仕方を外務省の担当官から言い含められました。
“まず、how are you?と言ってください。そうすると、fine thank you! and you?と言われますから、me too!と答えてください。後は日本語で大丈夫です。”
当時のクリントン大統領に会って、M首相の発した言葉は who are you? でした。
ユーモアの国アメリカです。クリントン大統領はすかさず I am Hillary's husband. と答えました。
M首相は意に介せず me too ! と返したと言うのです。
講演会場は大爆笑でした。
私などは破顔一笑と言いますが、顔の筋肉が壊れたのではないかと思うくらい笑ってしまいました。
これで聴衆の心をぎゅっとつかんだ村上先生は、本来の遺伝子のお話しに入っていきました。
講演の核心は、サムシング グレイトです。
推し量ることのできない大きな力が遺伝子暗号という生命の地図を描き、太古の海に最初のいのちが生まれました。そこから38億年かけて人間という生命体に進化しました。
私たちの生命は38億+何歳と考えると、どんな生命も大切に思える。奇跡そのものをいただいている。進化の過程に思いをはせると、生き物すべてが奇跡で、いとおしい。
まさに“めずる”の世界の遺伝子的解説でした。
講演の後、イルミネーションに照らし出されたケヤキの紅葉のなんと美しかったことでしょう。心が豊かになると、目に入る景色もまた豊かになります。
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