「先生、おなかの赤ちゃんになにか異常はないですか?]と健診に来られた妊娠後期のお母さんが尋ねられました。一緒に超音波で赤ちゃんを見ていましたので、手や足の指、内蔵、顔などを見ながら、少なくとも言える範囲では異常はなさそうであることを説明しました。 「私はそれほど心配ではないのですが、周りの人たちが異常がないかどうか訊きなさいとしきりに言うんで、私も心配になってきました」と不安そうです。 胎児へのイメージは子どもの性質に影響しますし、産んでからの子育てにもとても大きな影響があります。授かった生命を喜び、感謝して受け入れる、肯定的な気持ちを持てると幸いです。みんな子どもを心配して、いろいろなことを妊婦さんにアドバイスしてくれるのですが、ほとんど心配の種を蒔いていることが多いようです。お母さんが自分に宿った生命に感謝する気持ちになるようなお話しを、できるだけしてほしいものです。
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