何気なくテレビを見ていたら、おもしろいことがありました。 30代後半や40代前半で、ストレスなどによる続発性無月経があり、憂鬱、肩こり、頭痛、いらいらなどの不定愁訴のある方を特集したものでした。 コメンテーターとして招かれていた産科医が“それはプチ更年期障害というのです”と楽しそうに言いました。聞き慣れない言葉に思わず注目すると、司会者が目を丸くして(演技)“ええっ、プチ更年期!?”(字幕が出る)と叫ぶように言いました。その後しくみの解説やモデルケースを紹介していったのですが、思わずこみ上げてきたのは<また変な言葉が流行るのかな>ということでした。 以前(今でもかなり使われている)若年性更年期という意味不明な言葉がマスコミに横行したことがあります。受診された30代の方がよく「更年期障害と言われたのですが、ホルモン療法をした方がいいでしょうか?」と訴えられました。その都度誤解を解いてきたのですが、今度はしゃれた言葉だけに20代の方々にも広がりそうな予感がします。 更年期障害はあくまでも45才以降の加齢に伴って生理的におこる卵巣の機能低下が原因ですので、他の原因で起こる無月経や不定愁訴と意味は全く違います。もちろん治療法も違います。
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