京のいけず日記

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2004年10月19日(火) 夢を語ろう(新選組!39回目の妄感)

夢はそれなりにある。

例えばもっとマシな仕事がしたい。素敵なお母さんになりたい。
だけど。もっと途方もない夢。無防備な夢。…を見なくなって久しい。
思い出話だけが咲きほこり、今を見れば愚痴ばかり。

夢 は ありますか?

歳三少年の夢は侍になることだったのかな?


------ ● 新選組!第39回目の妄想的感想 「将軍、死す」● ------

演出:伊勢田雅也

表向きには「将軍、死す」家茂21歳で早世と、いよいよ波乱の幕開けだけど、ドラマ的には「近藤周平の脱走騒ぎ」がメインの回。自分的には左之助とまさ女の祝言で、永倉に気兼ねする、拗ねた土方が可愛かった♪

★香取勇さん
すっかり貫禄がついて、ここ最近、話し方も何やら眠そうな?やたら辛気臭い感じだったのですが…。

「ふざけるなッ!」と、周平、源さんとが絡むシーンでは、久々に、らしさが出てて、良かったです。

しかし源さん、周平のほんとに親代わりですね。説によれば新選組の中ではもちろん年かさなんだけど、それでも近藤さんの5,6つ上。鳥羽で戦死した時ですら、40歳。うーん。その歳をとっくに越している私。源さんを年寄り扱いするのはやめてくれー。

あー特に土方くん。源さんに、あんなに理解され、フォローされてるんだもん、自分ばっかり甘えていないで、年上はもっと敬愛しろよ。うーん。源さんが亡くなる時には誰よりも悲しくなるかも。

★左之助×まさ女の祝言シーン 何と言っても土方の所作だ。

永倉と仲がギクシャクして、左之の祝いの席ですら、自分が行ってもいいのかと、気兼ねする土方。

「あがれよ」と言われて、落ち着かなく腰を下ろして、
「これでいいんだな」「良かったな、歳」みたいな会話を近藤さんと目でする土方さん。最後は永倉に「今夜は鬼の副長と飲むんだ」なんて言われて、しょーがねえな、と照れくさそうに、でも嬉しいのね。うふふ。

それから祝いのちらし寿司を作ってるシーンでは扇子の動きが気になって。自分を扇いでるのか、「もっと扇げよ」と、さも邪魔臭そうに、寿司飯に風を送っているつもりか…。そうそう源さんが作っていたのよね。で。そこへ周平がやってきて、土方が言ったセリフが、好き。

「自分で聞いてみな」(→語尾があがるんですよね)
特に意味も何もないセリフなんだけど。副長さんじゃなくて、多摩の歳さんの喋りっぷりみたいで、何回聞いても自分的ツボ。変ですね。(^_^.)

★総司
不甲斐ない周平に、敬愛する近藤さんの養子だけに、
「お前はまだまだやれるのに、しっかりしろよ、真剣に生きろ」
と叱咤する総司。自分の寿命を悟ってからというもの、痛々しい変貌ぶりですね。おひでちゃんとはもう何もないんだろうか…。

★斉藤さんの「祝いの木彫り人形」なんつーか、あれ、ぶきみで笑えます。

★最後は斉藤に見逃してもらった浅野薫さん
池田屋の時といい、いやらしい役だったけれど、俳優さんのカラーが前に出ず、ほんまに気の弱そうな、ズルイ男に見えて良かったです。


火曜日、早朝より電話。例の如しで当日のヘルプ。予定がまた狂ってしまう。…いや。愚痴るぐらいなら断れ? …はい。

しゃーない。では。行ってきまーす!


Sako