京のいけず日記

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2004年07月09日(金) すみませんの落書き(新選組!26回目の妄感)

うらめしや顔の歳三さんひえぇ〜 ごめんなさい。


ビデオを見たあと、
やっぱり、こんな落書きをしてしまいました。


そんなに恨めしげに、睨まないで、歳三さん。


何だか夏の怪談話に出てきそうな
おどろおどろしい雰囲気で…。

妄想の方ではもっと…恐ろしいことに。
いやー怖くてお見せできません。ども。


そういえば出ましたねぇ。
→(7/11放映・27回の古高シーン)

百目ローソクに 五寸釘…。
逆さ吊りまではなかったですが

天下の公TVで こんなシーン 
どうするんだろう…と心配してました。

なるほど…。NHK にすれば
「がんばった」というところでしょうか。

土方の鬼っぷり…。
こちらはまた、27回の感想で。


------ ● 新選組!第26回目の妄想的感想 「局長近藤勇」● ------

演出:伊勢田雅也 (オープニング、歌詞がついたぞ)

一筆啓上。
時は元治元年。近藤勇、三十一歳になりました。

役柄、演技ともに厚さのあった佐藤鴨と、鈴木お梅が去ったあと
それこそ残された隊士のふんばりどころで、ドラマに重なりますね。

で。今回から香取勇さんはじめ、ヅラが変わったのですが。
月代ってどれほどで生え揃うのかな?
その間を想像すると、ちょっと笑えます。(・o・)
近藤さんも少し重厚感が出てきましたね。

隊士の方は、武田観柳斎、山崎烝、谷三兄弟…と、役者も揃い、
いい意味、悪い意味、あらためて三谷さんの「新選組」だと認識しました。

隊士面接でのシーン。
探索方、山崎烝のアピール材料がフルってる。

「(取り柄は)…人に覚えてもらえない」

それなら、私もアピール出来そう。どこでも印象薄で。
でも気も持ちよう。弱点は最大の武器に。自分を愛しましょ。

総司と平助と亀弥太
藤原総司は、いつまでたっても、ちょっと子どもっぽい、かな。

同じくコンビの中村平助さんですが、
嫌味もなく、爽やかで、ほんとに愛される青年となってますね。

実際、古株の中では、最年少…?…でしたか。
誰にでも愛されるような好青年、こんな感じだったのでしょうか。
油小路は、山南さんについで、すごく辛いシーンになりそうです。

実はもう一人心配してるのが、早いシーンから出ていた亀弥太さん。
直情型ですが、勤皇側の愛すべき青年の一人でしょうか。
池田屋ですね…28回…も、まもなく。27歳…でしたか…短い生涯です。 

その中のワンショット。お竜を見てる近藤さんの気の抜けた顔!
何考えてねんのかなぁ。
いい女だなぁ…とか。つねさんの事とか。深雪太夫の事…とか。
今頃、何、してるかなぁ…などと思ってるんかい。おい。

ところで。あれま。捨助が佐久間象山先生の従者に…。
象山さんが襲撃された時も従者として側にいるんだろうか?
捨助まで死なせないで。できれば彼も箱舘まで引っ張ててほしい。

ささきいさお といえば、
真っ先に思い出すのが、私の年代では「宇宙戦艦ヤマト」。
♪さらば〜 地球よー って、アレです。
それを歌っていたのが、内山彦五郎役のささきいさお氏。

うーむ。ぬしも老けたのう。
老獪なしぶとさ、汚さがあって、存在感があり、憎まれ役にツボ。
内山と睨みあう香取勇さんの表情にも迫力が。
今回ズラが変わったのか、セリフも今までになく硬くないし良かったです。

さて。土方の歳っさんです。
(山本歳三さんと、土方歳三と、歳三さんと、ゴチャ混ぜで、すんません)

恥ずかしくないよう(内山をやれ)って近藤さんに言われて
土方さん、刀の鍔に指までかけて何やってんだか。
数を頼んだ用意周到な闇討ち…。で、総司かね。

あげくに攘夷派の仕業と。あははっ。らしいや。
斎藤さんが駆けてこなきゃ、総司はやられてるぞ。

あぁ…そっか…卑怯な真似はするなと近藤さんに言われて
芹沢の時のように、背後から襲うのが卑怯とでも思ったのかしら…?

うにゃにゃ。…総司に手を汚させてるもんな。
汚れ役は引き受ける…とか、何だか、かっこいいイメージが多いのだけど。
自分は手を汚さず、実行犯は他の隊士だ。切腹の時の介錯も、斬首も。
そりゃ、上のもんだから、もあるけれど、悲しい。

何でこんな人がいいのやら…。
関西弁告白タイム♪

あんなぁ、歳三さん。
うちは五稜郭陥落後も長く生きてほしかったん。そやけど。

土方歳三は死んで…あの時、戦死して良かったんや…と思うねん。
二枚目の写真やら、市村らのエピソードやら残して、華々しく散って…。
「ええかっこうしぃ」の歳三さんにピッタリやん。

嘘や。…ほんまは気持ちの優しい人だと思ってるん。
そやから、逃げ癖のある歳三さんのこと。
罪深く、慙愧に耐えない日々なんてきっと我慢できひん。
そやし。やっぱり良かったんかいなぁ…。


近藤さんは誠実なようで
つねさんと言う本妻さんを郷里に残しながら、深雪太夫と仲になった。

武士道にあいなりや…って
夫道にはあいなってんでしょうか 勇さん?

近藤さんと違い、生涯、妻帯せず、今のところ、
坂本のお竜や、桂の幾松のような存在の女も居なかったらしい歳三さん。

遊び人と浮いているようで、ある意味、女に対して誠実だったのかも。
深くまじえたり、懐の中に抱え込むことが怖かったのかも…。
支えとなった心優しい女性がそばに居たことを願ってます。

さて。相変わらず支離滅裂のままに。最後は斎藤さん。
小六のタレコミ。今までのしつこいエピソードはこういうことだったのね。
次回、土方の花の拷問シーンにもチャッカリ生かされていたし…。

オダギリ斎藤さんは、どうも、みんなのおもちゃにしたいタイプなのか。
そういえば「あずみ」でも、白塗りのかなり妖しい役をやっていましたね。
斎藤さんが、どうやらドラマのところどころで鍵となっていきそうです。

次回は池田屋前夜。土方の鬼っぷりの見せどころ?ですね(笑)

ところで。武道館のアボルダージュ。
TVの番組でちらっと見て、何だ、こりゃ。という感じだったのですが。
どなたか、ご覧になられた方いらっしゃいますか??


Sako