京のいけず日記

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2004年03月25日(木) ある夜の妄想遊び

事の起こりは…、先週の「新選組!」(前回の日記

「天まであがれ」という昔の少女漫画を無性に読みたくなった。

そして我慢できずに、夜の夜中ー。
押入れの中に眠る何箱かのダンボールをあさりはじめた…。

おめあての「天まで」は、どうやらまだ実家の本棚らしい。
その代わりに出てきたのは…うふっ…♪♪♪♪♪

ひ、ひ、ひじょーに長くなるので、またおいおい…。

その中には、ホコリにまみれた、
昭和50年発行の歴史読本(新人物往来社刊)や、東海道の古地図とか、
一億人の昭和史(明治・幕末編)などの雑誌もありました。

鴻池四方山話 ← その雑誌の中にあったのが、これ。
「鴻池四方山話」という広告。

大坂に拠点をおく、両替商の「鴻池」が前身の、某銀行の広告でした。

鴻池といえば。何といっても新選組が、何かと、金策でお世話になったところ。

銀行に借金にきた歳三さん
むふふっ。

何を隠(さんでもええんやけど)
うら若き乙女の頃、
しばし、その某銀行とやらにいました。

もしかして時空のゆがみがあったなら
こんなこともあったりして
(ないない)

そのうち京都の地銀も
女子行員の浴衣(夏)に対抗して
男はこんなハッピを着るはめに?

嵐山のトロッコ電車の
車掌さんも着てるらしい。
知らなんだ。

道理で、JR嵯峨駅の前にも
真紅の誠の旗があるワケね。
ちょっと、ため息----。


甘いのか、酸いのか、柔いのか、硬いのか、鬼か、仏か…。
私にとっては、いつまでも、ようワカラン人物です。

特別な人ではなく、その時代に生きていた人物。
ちゃんと最後まで生きて、ちゃんと死んでいった人。えらいぞ。歳三さん。

気がついたら、いつもスタート地点に戻ってます。

土方歳三とは、さて、どんな人?
今日も足したり、引いたり、遊んだり…。妄想遊び。歳三さん遊び。
ごめんね。実在していた土方さん。


・福地桜痴
「土方の方は一寸商人風なところがあり…(略)」

・流泉少史
「人との応対にもぬけめなく、且つ如才なかった男だけに、少しく気障なところがないでもなく、人によっては毛嫌いする者も…(略)」

 毛嫌いだって…さもありなん? …さて、さて、その実体はいかに?


Sako