| 2015年07月19日(日) |
TNGパトレイバー首都決戦(ディレクターズ・カット) |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※ ※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※ ※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※ ※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『TNGパトレイバー首都決戦』(ディレクターズ・カット) 2002年3月にアニメーション作品を紹介した伝説的シリーズ の実写による最新版。 2002年の紹介の時にも書いたが、僕には元々のシリーズに対 する思い入れがなく、今回も先にイヴェント上映された作品 の試写を何本か観せて貰ったが、ここで書くほどの思いには 至らなかった。さらに本作の5月公開版でも試写は観たが、 やはり何かモヤモヤした感じが残ったものだ。 しかし気になる所も多い作品なので、今回のディレクターズ ・カット版の試写ではいろいろ背景なども調べてみることに した。それも踏まえて今回は紹介させて貰うことにする。 物語は、レインボーブリッジが突然爆破されるところから始 まる。それは空中発射されたミサイルによる攻撃だったが、 それを発射した攻撃機の機影は見当たらなかった。 一方、パトレイバーを保有する警視庁特科車両二課第二小隊 の面々は熱海に慰安旅行中。地元警察とトラブルを引き起こ す中、彼らはTVニュースで事件を知ることになる。 しかし彼らに出動の司令は来ない。すでに彼らの活躍は過去 のものであり、現状では特科車両二課そのものが廃止の方向 に向かっていたのだ。 ところが警視庁公安部外事三課から情報がもたらされ、彼ら は独自に捜査を進めることになる。そして彼らの前に自衛隊 から強奪された特殊ヘリ「グレイゴースト」が姿を現す。 出演は、元ハロー!プロジェクトの真野恵里菜、2011年5月 紹介『日輪の遺産』などの福士誠治、2008年3月紹介『銀幕 版スシ王子!』などの太田莉菜。他に、筧利夫、高島礼子、 吉田鋼太郎、2008年1月紹介『うた魂♪』に出ていたという 森カンナらが脇を固めている。 上でも何かモヤモヤした感じが残ったと書いたが、実は本作 を観ていて一番の違和感に感じるのは、本作の題名でもある パトレイバーが劇中でほとんど活躍しないことだ。実際に本 作での登場は最後の対決だけだし、先に観た『第7章』では 格納庫に突っ立ているだけだったように記憶している。 しかしシリーズ全体の展開を調べてみたら、元々のアニメ版 でも主人公たちの青春を描くところに主眼が置かれていたよ うで、それなら仕方ないかなあ…という気持ちにはなった。 しかもアニメシリーズの当時とは状況が変わって、実写版の 時代背景ではパトレイバーの導入の理由であった工事用レイ バーの存在もなく、これでは存続の危機という意味も理解で きるものだ。 そこに本作の背景となるクーデターというのが過去に在った らしいのだが、それならその部分をもう少し詳しく説明して 欲しい感じを持った。その辺が以前からのファンへの配慮な のかも知れないが、僕らのような新規の観客にはかなり高い ハードルになっている。 ただまあ話はまだ続くようなので、今後の展開の中では徐々 にでいいからその辺も描き込んで欲しい。とは言え、本作の 結末ではかなりいろいろ大変なことになりそうだが。 公開は10月10日より全国ロードショウ。上映時間は5月公開 版より27分長くなっている。
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