井口健二のOn the Production
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2007年11月01日(木) 第146回

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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 まずは一般映画の情報で、最初はダコタ・ファニングと、
『バベル』などに出演した妹エリの共演計画が発表されてい
る。
 計画されているのは“My Sister's Keeper”という作品。
実はこの計画、今年7月末頃にキャメロン・ディアス主演、
ニック・カサヴェテスの監督で発表されていたもので、ジョ
ディ・ピーコルトの原作を、カサヴェテス監督の『きみに読
む物語』も手掛けたジェレミー・リーヴェンが脚色、同じく
『きみに…』のニューラインで製作される。
 そして物語は、最初の発表では、ディアス扮する女性弁護
士が突然実の娘から訴訟を起こされる。その内容は、娘の妹
が血液癌に罹り、その治療のためには適合する血液が必要に
なる。そこで、離婚した父親との間に子供を作って欲しい…
というものだったが、最近の情報では、エリ扮する少女が、
姉の延命のために利用されており、その両親からの開放を求
めて訴えるという内容になっているようだ。
 原作物で、こうも内容が変化するとは思えないところで、
その事情はよくは判らないが、ファニング姉妹の共演が観ら
れることは間違いなさそうだ。なお姉妹は、2001年『アイ・
アム・サム』で同じ映画に出ているが、この時はダコタの幼
い頃をエリが演じたもので、同じ映画に出るのはそれ以来、
本格的な共演は初めてになる。また姉妹の年齢は原作より若
くなっているそうだが、これはディアスに合わせたとのこと
だ。撮影は来年3月に開始の予定。
 『バベル』でエリを見たときも、一目で判るほど良く似た
姉妹だが、初めて同じスクリーンに2人が登場するシーンが
楽しみだ。
        *         *
 前の記事にも影響は見られるが、来年夏のストライキを控
え各社の動きが急になっている。その中でも最大級の作品に
なりそうなコロムビア製作“Angels & Demons”の撮影が、
トム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督により来年2月に
開始されると発表された。
 この作品は、2006年6月の第112回でも紹介したように、
この年の全世界興行で7億5800万ドルを稼ぎ出したヒット作
『ダ・ヴィンチ・コード』の続編(原作の順は先だが、アキ
ヴァ・ゴールズマン脚色の映画化では改訂されるようだ)。
ハンクス扮するハーヴァード大学教授ロバート・ラングドン
が、再びバチカンに関わる秘密結社の謎に挑むものだ。公開
予定は2008年12月となっている。
 原作の内容については上記の回でも紹介しているが、映画
化にはいろいろ心配もあったところで、それらがクリアされ
ていることを祈りたい。一方、脚本にはまだ改訂の余地があ
るとのことで、2月の撮影開始までにはゴールズマン以外の
アイデアも注入されることになるようだ。
 ただしハワード監督は、やはり大作で2008年後半公開予定
の“Frost/Nixon”という舞台劇の映画化を撮り終えたとこ
ろで、そのポストプロダクションを行いながらの新作の撮影
となる。これは、状況としては1993年にスピルバーグが『ジ
ュラシック・パーク』と『シドラーのリスト』を製作したと
きや、昨年イーストウッドが硫黄島2部作を製作したのと同
じだが、スケジュールに追われての作業はそれ以上に大変な
ことで、ストライキの影響はかなり深刻なようだ。
 因に、ストライキ前の撮影計画の発表は10月31日がデッド
ラインだったようで、状況はこれで把握できることになりそ
うだ。
        *         *
 またまたマーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプ
リオが組む計画が発表されている。
 作品は、『ミスティック・リバー』などの原作者デニス・
ルヘインによる“Shutter Island”という小説の映画化で、
元々の映画化権は2003年に設定されたが、それがようやく実
現に向かうものだ。物語は、1954年の時代背景で、病院から
逃亡して行方不明となった殺人犯を追う保安官を主人公とし
たもの。その犯罪者は、絶海の孤島シャター・アイランドに
隠れていると推測されたが…この犯人を追う保安官をディカ
プリオが演じる。
 撮影は来年3月開始の予定で、マサチューセッツと、コネ
チカット若しくはカナダ東部のノヴァスコシアで行われるこ
とになっている。
 因にこの映画化では、最初に映画化権を設定したのはコロ
ムビアだったが、その後フェニックスに転売され、現在はパ
ラマウントで製作が進められている。しかし権利の一部はコ
ロムビアが保持しているようで、配給はパラマウントがアメ
リカ国内、ソニーが海外を担当することになるようだ。
 なお、スコセッシとディカプリオは、この他に“The Wolf
of Wall Street”という計画も持っていたが、本作では、前
回ラッセル・マルケイ監督の“Zen in the Art of Slaying
Vampires”の話題にも登場したリータ・カーログリディスの
脚色が提示され、それに2人が直ちに反応したとのことだ。
 またディカプリオの予定では、5月15日付第135回で紹介
したマイクル・マン監督との計画も2月撮影開始予定になっ
ていたものだが、今回の計画が実現すると、それはキャンセ
ルになりそうだ。
        *         *
 2005年のアカデミー賞外国語映画部門ノミネートが話題に
なった『パラダイス・ナウ』のパレスチナ人監督ハニ・アブ
=アサドによるハリウッドデビュー作“The Vanished”に、
ニコラス・ケイジの主演が発表された。
 物語は、イスラム教に入信した大学生世代の息子が旅先の
海外で行方不明になり、その探索に向かう父親を描くという
ものだが、ジャンルはスリラーと紹介されている。2005年作
はパレスチナ人の自爆テロを描いて、アカデミー賞のノミネ
ートにはボイコット運動も起きたが、今回もそれと関わりが
あるのだろうか。
 なおケイジの予定では、1月にダーレン・アロノフスキー
監督の“The Wrestler”に出演し、その後の4月から本作の
撮影に入るとなっている。また、ヒット作の続編“National
Treasure: Book of Secrets”の世界同時公開は12月21日。
さらにパン兄弟作品からのリメイク“Bangkok Dangerous”
の撮影は完了してるようだ。
        *         *
 以下は、SF/ファンタシー系の情報を中心に紹介する。
 まずは続報で、2005年5月1日付第86回で紹介した1963年
公開のヒッチコック監督の名作“The Birds”(鳥)のリメ
イクが進められ、監督に『カジノ・ロワイヤル』のマーティ
ン・キャンベルと、主演には『ザ・リング』『キング・コン
グ』のナオミ・ワッツが発表された。
 ダフネ・デュモーリアの短編小説からインスパイアされた
1963年版は、小さな湊町を舞台に、突然鳥たちが人間を襲い
始めるというもの。その恐怖がヒッチコックの演出で見事に
映像化されていたが、ワッツは、オリジナルでティッピー・
ヘドレンが演じた都会から来て事件に巻き込まれるヒロイン
に相当する役柄を演じることになりそうだ。
 製作は、マイクル・マン主宰のプラティナム・デューン。
同社のリメイクでは、『ヒッチャー』(中で『鳥』の映像も
使われていた)も好調だったが、オリジナルでは当時最新の
VFXなども使って見事に映像化されていた上空からの鳥の
襲撃を、『バイオハザード3』も登場した現代の映像技術で
どこまで進化させることができるか、期待したい。
 脚本は、2006年5月に紹介した『ブギーマン』のスタイル
ズ・ホワイトとジュリエット・スノードンによるものがすで
に完成しているはずだが、最終的な決定権を持つユニヴァー
サルは製作を急がないようで、これから脚本のリライトなど
も検討されるとしている。従って、本作の製作は来年のスト
ライキ後になりそうだ。
 因に、キャンベル監督はフォックスで“Unstoppable”と
いう暴走列車物と、パラマウントで“36”という犯罪ドラマ
の製作に関わっているようだ。一方、ワッツは、ワーナーで
“Funny Games”という作品が公開待機中になっており、ま
た“The International”という作品が撮影中。その後には
“Kicked,Bitten and Scratched: Life and Lessons at the
World's Premiere School for Exotic Animal Trainer”と
いうコメディ作品への主演が決まっている。
        *         *
 そろそろクリスマスシーズンだが、『300』の製作を手
掛けたハリウッド・ギャングから、“The Last Christmas”
と題されたサンタ・クロースを主人公にしたグラフィック・
ノヴェルの映画化計画が発表されている。
 ブライアン・ポーゼンとゲイリー・ダガンという2人の作
家がイメージ・コミックスから発表した原作は、何と最終核
戦争によって世界が破壊された後の地球を舞台にしたもの。
この物語でサンタは、人間界を拒絶して北極に閉じ込もって
いたのだが…その北極が攻撃を受け、サンタは、生き残りの
人々を救出し、地球を再生して再びクリスマスを祝うため、
悪魔やゾンビと戦わなくてはならなくなる。
 因に“The Last Christmas”という題名は、「最後のクリ
スマス」か、「去年のクリスマス」かで、訳語を悩むところ
だが、この作品の場合は、「最後のクリスマス」を賭けての
戦いが行われるという意味のようだ。
 以前に紹介したフォーブス誌のランキングでは、世界一の
金持ちとされるサンタ・クロースだが、そのサンタが武装し
て戦うとは…ファンタシーとしてはかなり殺伐とした物語に
なりそうだ。でも最後は、クリスマスを祝えればそれで良い
ということなのかな。アメリカ人らしい発想の物語とも言え
るものだ。
 なお、ハリウッド・ギャングでは、フランク・ミラー原作
の“Ronin”と、ウォーレン・エリス原作の“Ocean”という
グラフィック・ノヴェルの映画化を進めている他、前々回に
紹介した1978年公開のアクション映画“The Wild Geese”の
リメイクも計画している。
        *         *
 “Terminator”の第4作の計画については前回も紹介した
が、その他にも3部作を超えて第4作となる計画が次々発表
されている。
 その1本目は、“Spider-Man 4”に関して、『ゾディアッ
ク』のジェームズ・ヴァンダービルトが脚本の執筆を契約し
たことが報告されている。この第4作の製作については、ほ
ぼ決定済と思われていたものだが、具体的な動きとしては、
今回のヴァンダービルトの契約が最初となる。そしてソニー
からは、第4作の公開を2009年に行いたいという希望も表明
されたようだ。
 因に、監督のサム・ライミからは、「(第4作には)プロ
デューサーとしての参加はあるが、物語にタッチすることは
ない」との発言が報告されており、監督をするかどうかは不
明だが、いずれにしても脚本家が別に用意されることは了解
済みだったようだ。その脚本家にヴァンダービルトなら不足
はないだろう。
 またライミは、“The Hobbit”に関しては、「ピーター・
ジャクスンがやるなら、それに越したことはない」と発言し
ており、一方、自ら映画化権を所有している“The Shadow”
については、まだ準備を進めていない状況とのことで、当面
は“Spider-Man 4”の成り行きを見定めているようだ。
        *         *
 2本目は、“Fast and the Furious”(ワイルド・スピー
ド)の第4作に、ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー
が戻ってくるかも知れないという情報だ。
 2001年公開のシリーズ第1作が、ディーゼルとウォーカー
のキャリアをブレイクさせたことは間違いないと思われると
ころだが、2003年に公開された第2作では、ウォーカーの再
演は実現したものの、ディーゼルは出演しなかった。ところ
が昨年公開の第3作では、物語の舞台がアメリカを離れたた
めに出演者は総入れ替えとなっていたが、何とディーゼルが
カメオ出演。これにはディーゼルのシリーズに対する愛着を
感じさせてくれた。
 そして第4作について、ディーゼルとウォーカーの2人に
出演の打診があったということで、2人の役柄がどの程度の
大きさになるかは不明だが、カメオ程度でも出てくれれば話
題になることは間違いないものだ。なお第4作に関しては、
第3作を手掛けた脚本のクリス・モーガンと、ジャスティン
・リン監督にも話が行っているとのことで、この脚本、監督
のコンビが再登板すれば、ディーゼルの再度の出演の可能性
は、かなり高くなると考えられているようだ。
        *         *
 そして3本目は、“Mad Max 4”について、“Fury Road”
のサブタイトルの許で、計画が再び動き出したことが報告さ
れている。
 この計画については2006年7月15日付第91回でも報告して
いるが、イラク戦争の勃発で1度は頓挫した計画について、
監督のジョージ・ミラーは当時も諦めていないとしていたも
ので、このほどシドニーのスタジオ内に、撮影準備のための
“Mad Max”オフィスが再オープンしたと伝えられた。
 なおこの第4作については、メル・ギブスンの再演は年齢
的に有り得ないとされており、現在は“Justice League of
America”に専念しているミラー監督としては、その製作が
済み次第、新たな主人公のキャスティングに取り掛かる意向
とされている。撮影は、以前の計画通り南部アフリカのナミ
ビアで行われることになるようだ。
 一方、ミラー監督には“Happy Feet 2”の実現も期待され
ているようだが、監督自身は、「オリジナルの製作には4年
掛った」として、今回も製作を急ぐことはしないと発言。取
り敢えずは、“JLA”に続いて“Mad Max 4”の順番で製
作を進めることになるようだ。
        *         *
 第4作の次は、第3作と言っても前日譚の計画で、2004年
と06年にケイト・ベッキンセールの主演で公開された『アン
ダーワールド』シリーズの第3弾を、“Underworld 3: The
Rise of the Lycans”の題名で製作することが発表された。
 物語は、永くヴァンパイアの僕として支配されてきたリカ
ンズ(ウェアウルフ)が、その支配に反抗し、自由を勝ち取
るまでを描くもので、脚本はダニー・マクブライド。監督に
は、『インディペンデンス・デイ』から“10,000B.C.”まで
のローランド・エメリッヒ作品でVFXを手掛け、『アンダ
ーワールド』でも前2作のクリーチャーを担当してきたパト
リック・タトポウロスが起用されて、実写監督デビューを飾
ることになっている。
 因に、前2作では監督も務めたシリーズ・クリエーターの
レン・ワイズマンは、今回は製作者となっているが、「本作
では初めてリカンズの目を通して物語を描いており、シリー
ズの最初からリカンズの映像化を担当してきたタトポウロス
こそが、この監督にはピッタリの人材だ」と考えているとの
ことだ。
 そして配役では、前日譚と言うことでベッキンセールの出
演はないが、リカンズの若きリーダー=ルシアン役のマイク
ル・シーンと、ヴァンパイアのキング=ヴィクトール役のビ
ル・ナイは再登場。さらにルシアンの恋人ソニア役を、ジム
・キャリー主演『ナンバー23』などに出演のローナ・ミト
ラが演じることになっている。
 撮影は、来年1月にニュージーランドのオークランドで開
始され、製作はレイクショアとスクリーン・ジェムズ。公開
は、北米地区をソニー傘下のスクリーン・ジェムズが行い、
他の地域はレイクショアとソニーの共同で行われる。
        *         *
 2004年8月1日付第68回で題名だけ紹介したDCコミック
ス“Green Lantern”の映画化について、テレビ出身グレッ
グ・バーランティ監督の起用がワーナーから発表された。
 元々の原作は、1940年に最初の作品が発表されているDC
コミックスでも初期の頃の作品ということだが、今回映画化
されるのは1959年にスタートした第2世代の物語で、主人公
の職業は民間航空機会社のテストパイロットとなっている。
 この主人公が、ある日、宇宙船の墜落現場に遭遇し、そこ
でグリーン・ランタンの一員と名告る異星人から偉大な力を
発揮する指輪とランタンを託される。そして宇宙の彼方に導
かれ、そこで訓練を積んだ主人公は、地球に舞い戻って正義
のために戦うというものだ。
 この物語の映画化を、バーランティ監督が進めことになっ
たものだが、これまで監督が手掛けてきた番組はというと、
“Brothers & Sisters”“Dirty Sexy Money”といった題名
だけ見てもヒーロー物とはちょっと違う傾向のものが多い。
このため今回の起用には戸惑いの声も聞かれたようだが、実
は今回の起用は監督の方から希望が出されたとのことだ。
 そして今回の計画では、バーランティは脚本も手掛けるこ
とになっており、それに協力するのがマーク・グッゲンハイ
ムとマイクル・グリーンという2人。この内のグッゲンハイ
ムは、“Brothers & Sisters”の共同脚本、共同製作者でも
あるが、実はマーヴルコミックスで“Amazing Spider-Man”
“Wolverine”“Blade”などを手掛けるライターとのこと。
 一方のグリーンは、バーランティとは“Jack & Bobby”と
いう番組で協力しているものだが、日本でも放送が始まった
“Heroes”の共同総指揮や、“Smallville”の脚本、製作者
でもあるとのことで、こういう顔ぶれなら全く心配はいらな
いようだ。
 なおこの計画では、以前の情報ではジャック・ブラックが
主人公を演じることになっていたものだが、今回は全く名前
は出ていなかった。また“Green Lantern”は、上で紹介し
ている“Justice League of America”の一員でもあるよう
だが、それとの関係も今回は紹介されていなかったようだ。
 いずれにしても、映画化の実現までにはまだ多少時間が掛
りそうだが、ワーナーのスーパーヒーロー路線に新たなシリ
ーズが誕生するかどうか、楽しみなことだ。
        *         *
 最後にちょっと気になる情報を2つ。
 まずは、ロベルト・ロドリゲス監督による“Barbarella”
のリメイクで、製作をバックアップしていたユニヴァーサル
が離脱を発表した。これは、当初6000万ドルの製作費で進め
るとしていたロドリゲスの計画が、準備を進める内に8200万
ドルに膨れ上がったということもあるようだが、さらに前回
紹介した主演をローズ・マッゴーワンで進めるとなると、そ
の製作費ではリスクが大きいという判断もあるようだ。映画
化実現のためには、製作費を削るか主演女優を替えるか、ロ
ドリゲス監督としては難しい局面になっているようだ。
 もう1本、“Superman Returns”の続編“Superman: Man
of Steel”の製作準備で、前作を手掛けたダン・ハリスとマ
イクル・ドウハティの脚本では進めないことが発表された。
ハリスとドウハティは、ブライアン・シンガー監督の“X2:
X-men United”にも協力していたものだが、今回ワーナーで
は、“Justice League of America”との絡みでも慎重に物
語を検討したいとしているもので、彼らが用意した脚本では
問題があったようだ。そしてワーナーからは、Wantedコミッ
クスを手掛けるマーク・ミラーの起用も発表されており、ブ
ランドン・ラースの再演だけは決まっている続編の製作は、
まだ曲折がありそうだ。


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井口健二