ちむたんのつぶやき
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2019年10月20日(日) 心の翼

行ってまいりました、姿月あさとさんコンサート@ヒューリックホール東京!

二部構成で、前半の第一部は歌で皆様を世界各国にお連れします、という趣向でした。
どれも素敵でしたが、特に「Vamos A Bailar」が良かったです!ずんこさん、華やかでカッコよかったなぁ…
宝塚ではけっこう定番曲ですよね。久々に聴けて懐かしかったです。

そんな感じで海外を華やかに巡っておきながら、いきなり来たのが

「あずさ二号」

スペシャルゲストの東山義久さんとのデュエット。控え目に言って最高でした。
「あずさ二号」って、名曲ではありますが、今日ではある意味コミックソング感があるじゃないですか。それをあの歌の超お上手なお二人がシリアスに大真面目な顔で歌うのがどうしようもなくおかしくて、腹筋が割れるかと思いました。
またお二人のトークが手加減なしで面白い。大阪人同士の本気トークたまらん。大笑いしつつ聞きながら、これならチャーちゃんは気を遣わないですむな…と思っていました(笑)

休憩をはさんで二部はミュージカルナンバーを次々と。(余談ですが第一部のトークでお手洗いの場所まで案内してくださるずんこさんは素晴らしい方だと思いました)

何曲か歌われたあとで舞台が暗くなり、静かに流れ始めたイントロが耳に届き、鳥肌が立ちました。
「闇が広がる」です。

ずんこさんが静かに足を進めながら「長い沈黙の時は終わったのさ」と歌い始めた時、はっとしました。
そして白いシャツ姿のチャーちゃんが「友達を忘れはしない」と歌った時も、同じようにはっとして、そこに込められた意味の深さに胸を打たれました。

ああこの曲は、もちろん「エリザベート」の名ナンバーとして歌われているのだけれど、同時にずんこさんからチャーちゃんへのメッセージでもあるのだ。長い間大好きな舞台を病気で離れざるを得ず、今ふたたび歩き始めようとしているチャーちゃんへの、心からのエールなのだ。
そのメッセージをチャーちゃんは受け止めて、音楽学校からの近しい友であるずんこさんに、想いを返しているのだ。
「王座に座るんだ」も、「皇帝ルドルフは立ち上がる」も、諦めずに歩み続けるチャーちゃんへの励ましと、それに応えるチャーちゃんの決意なのだ。
そう思ったら、涙がとめどなく溢れて止められなくなりました。

舞台人だから、もちろん観客のことを一番に考える。観客に喜ばれる選曲や演出が最優先になる。
でも、懸命に舞台人として生き、芸を磨き、努力してきたからこそ、自分の名を冠したステージを持つことができ、そこで苦境と必死に闘う長年の友を励ますこともできる。
今日のステージは、そういうものだったのではないかと私は思いました。
ずんこさん、ありがとう、ありがとうございます、と心の中で何度も繰り返していました。

歌い終わってしばしトークの後、ずんこさんが突然チャーちゃんに「もう一曲歌おう」と。(どうやら打合せなしだったようです)
意表を突かれいきなりとっ散らかるチャーちゃん。「予定にないことに弱い」とおっしゃっていました。そうだったのか。そういやA型だったなあ。
ずんこさん「昔よく一緒に歌ったから。絶対知ってる曲だから。私が歌うから。その気になったら一緒に歌えばいいから」とめっちゃ押しが強い(笑)
結局押し切られ、ステージに出された椅子に座らされたチャーちゃんは、借りて来た猫のようでした。

そして歌われたのが「心の翼」。
もう、どれだけ私を泣かせれば気が済むのか!と思いましたね。チャーちゃんも泣きながら歌っておられました。そりゃ思い出の曲だよね。きっとなつめさんもお二人を空から見守っていてくださるよ、と思ってぼろぼろ泣きました。
チャーちゃん、よかったねえ…。

東山さんもチャーちゃんに「舞台あっためておきましたから」と言って緊張をほぐしてくださったのだそうです。あっためておいた、って絶妙な言葉ですよね。ありがたい…

フィナーレも一緒に並んでご挨拶してくれました。泣いてるのが恥ずかしそうでした。
ずんこさん、東山さん、バンドの方々、その他関係者の方々、皆様を伏し拝みたい心境です。今日のこの舞台のこと、忘れません。
来年一月には藤井先生とのトークイベントですし、チャーちゃんは本当に周りの人に恵まれ、愛されているのだなあとしみじみ幸せに思っています。

これからもチャーちゃんに良いこと、嬉しいことがいっぱいありますように、と祈ってこの稿を締めくくりたいと思います。
チャーちゃんに良いことがあると、私や相方や他のチャーちゃんファンの方々にも余禄があるので。(私心)


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