ちむたんのつぶやき
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今日は母の命日です。 14年前の今日も、きれいに晴れていて寒く、風が強く吹いていました。
娘の私が言うのもなんですが、母はかわいらしく魅力的な人でした。 好奇心旺盛で、そそっかしくて、シャレがわかって、ちょっと気取り屋で、おしゃれでした。 もし親子でなくても、きっと友達になれたと思います。
私が大学4年の終わりに病気になってしまったので、いわゆる社会人らしい親孝行(旅行に招待するとか、気合を入れたプレゼントを贈るとか)はほとんどできなかったのが心残りです。 学生の頃、母は父より6歳下なのでたぶん父より長生きしてくれるだろうから、父の遺産で遊びまわってもらおうと実は思っていたんですが(苦笑)。
病気がわかる少し前、家を増築することになり電話でその話をしていたとき、一番楽しみにしていたはずの母が「片付けがおっくうでしょうがないのよ」とあまりに疲れた声を出すのにびっくりして「卒論が終わったらすぐ帰って手伝うからね」と励ましたのを、昨日のことのように覚えています。
わがままで甘えん坊で泣き虫で怠け者で、心配ばかりかけてしまいました。 もう少し一緒にいて、多少は大人になったところを見てもらい、看病なんかじゃない形で恩返しをしたかった。お嬢さん育ちの母が若いときからたくさんつらい思いをしてきた分、幸せな晩年を送ってほしかった。
なにもかも、過去形でしか語れない。 あなたが今ここにいてくれたら、なんだってしてあげるのに。
でも、もし母が病気をせず元気でいたら、私はなにも考えないままずっと母に甘えっぱなしだったことでしょう。大切な人を失わなければそんなことにも気づけない、私はそれほどに愚かなのだと、母は教えていってくれたのかもしれません。 いずれにせよもうどうやっても直接は償いようがないので、あとはいま生きていてくれる人を大切にすることで、ささやかに挽回を図ることとします。
ここからはフマジメになりますが。
母に対する振る舞いではそりゃもう後悔だらけで壁に頭を叩きつけたくなることばかりですけど、中でもダントツのワーストワンは疑うべくもなく
『伝説巨神イデオン』の映画に付き合わせた
これです。 知識のある人なら深く同意してくれること絶対間違いなし。 あの頃の自分を本気で殴り飛ばしたい。
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