ちむたんのつぶやき
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何度か書いていますが、12月はじめの一件以来、父の具合があまり思わしくありません。 お正月に見ていても急に元気がなくなったなあと心配しているうち、事態がかなり大きく動いてしまいました。
7日: ゴルフに行き、息切れがあまりにひどいので半分でやめて帰ってきましたが、さすがに自分でもどこかおかしいと思ったようで、私がかかりつけの医院になるべく早く行くよう勧めたら、ようやくその気になってくれました。
8日: かかりつけのS医院で受診。 S先生にこれまでの出来事を説明し、採血してもらって帰宅したのですが、夕方電話がかかってきて、検査結果が急激に悪くなっているから明日総合病院の消化器内科を受診するようにと指示されたそうです。 父から連絡をうけ、私が会社を休んで付き添うことにしました。 父はひとりで行けると言い張りましたが、押し切りました。あとでS先生とお話したところ、そのまま入院になる可能性もあると思っていたので付き添ってもらってよかったといわれました。 父もどうやら覚悟していたようで、実家に着いたら入院の用意を一通り済ませていて、内心かなりどきりとしました。
9日: 総合病院へ。(2005年夏にペースメーカーの手術をしてもらったところ) S先生からの紹介状を提出したところ、内科の事務の人が案内してくれたのですが、開口一番「待ち時間が1時間ほどになりそうですが、お待ちになれますか?」と。 父は、このあとなにか予定などないか?という意味の質問だと解釈していたようですが、私は体調は大丈夫か、普通に待っていられるか、と訊かれたのだと思いました。 これもS先生から伺った話ですが、昨日の血液検査の数値を送ったところ総合病院のほうから「この患者さんは外来受診できる状態ですか?」と問合せがきたそうです。 専門家から見ると、それだけ悪い状態なのですね。しかも高齢者だし。
ちなみにこの1時間、父に「時間つぶしに、車の中に置いてきた本を持ってこようか?」と訊いたら「喫茶室にお茶飲みにいこう」と。内科から喫茶室は階も違うしけっこう離れているので、歩かせるのがひやひやでした。 ケーキも食べようというので、ひとつ頼んで半分こ。なかなか美味しいよ、と食べていました。
消化器内科のO先生の診察。とても感じのよいかたで、診察室に入ってすぐ「大変お待たせして申し訳ありませんでした」とおっしゃり、父も好印象を持った様子。 血液検査の結果を見ながらこれまでの経緯や飲んでいる薬など詳しく訊かれ、私が補足しながら父が答える形で問診。 今のところはなんともいえませんが、やはりお年ですからどうしても内臓に思うように動かないところが出てくるのはしょうがないんですよ、とのこと。 数値から見ると、肝臓と胆嚢、胆道のところに何かしら問題があるようなので、超音波検査をしてその結果を踏まえて対処を考えたい、その先胃カメラや大腸の検査をすることもあり得ます、といわれました。 S先生から「精密検査を嫌がっている」という申し送りがあったようで「これだけ血液検査の数値にいろいろ問題がある以上、不本意でしょうがここはひとつ詳しく検査をさせてください」との言葉に、父は驚いたことに「もうまな板の上の鯉ですから、ちゃんと調べていただきます」と答え、私はゴルフが生きがいですが、それもしばらく休みます、とも言っていました。
採血して、超音波検査と次回の外来の予約を取ったら今日はお帰りになってかまいません、とのことで、すぐに入院しなくてもいいのだと父はとてもほっとしていました。 脂っこいものとお酒は控えてください、いまもらっている薬はそのまま続けてかまいません、熱が出たりどこか痛いなどの症状が出たら次の予約前でも受診してください、という指示がでました。 ペースメーカーをつけている心臓に問題がある可能性もあるので、循環器と消化器の外来を同日にダブル予約。できてよかった。
家に帰ってきて兄たちに連絡をし、今週金曜の超音波検査には次兄が付き添ってくれることに。検査だけなのでひとりで行ってもらってもいいのですが… 今後こういうことが長く続くかもしれないので、どこまでやったらいいのか非常に悩ましいところです。
しばらく様子を見て、買い物に出るついでにS先生に報告にいきました。 血液検査の結果は本当によくないそうです。精密検査の結果、悪性のものが見つかる可能性もあります、今までご本人が自覚症状がなかったので検査を拒否されていた分、もしかしたら処置が遅れているかも、といわれました。 父が検査を避けてきた以上当然予想されていたことではありますが、データの悪化という形で具体的に示されると、すごいショックでした…。
手術や投薬などでまだ間に合うよう願っています、お父さんの「いや、私は検査はしたくありません」という元気なお声を聞けないとさびしいので…と看護師さんと一緒に言われたときが、一番胸に響きました。
明日は休めないので、心配ではありましたが夕方帰ることに。 疲れたしそれほど食べたくないから、消化のよさそうなものを用意して、といわれておじやを作りました。あとはレトルトのおかゆやプリン、ゼリーなどを買い置きして。 おじやに鶏むね肉を小さく切って入れようと思ったら、肉は入れないでというので大根と長ねぎとミックスベジタブルというなんか妙な中身になりましたが、美味しいといって食べてくれました。
帰宅し相棒に報告してひとしきり泣き、いまから泣いててもしょうがないとすこし落ち着きを取り戻した22時過ぎ。 父から慌てた声で電話があり、早く床についたけれど、急に背中が痛みはじめて眠れない、どうしたらいいだろう、といいます。 起きて椅子に座っていればすこし楽だけれど、痛くて仰向けには横になれないそうです。 痛いと訴えるのははじめてだったので私も動揺しました。 救急車を呼んだらどうだろう、と言ってもそれは大げさすぎると拒むし、途方に暮れてしまいました。 時間外とは承知しつつS医院に電話してみたところ、おそらく先生のお母様が出られて、先生は別のところに住んでいるので、総合病院の代表電話に連絡してみたらどうですかと教えていただきました。 かけてみましたが、できればご本人か、傍についている方からお電話いただかないと様子がわからないので判断できない、ご本人からかけていただければ症状を伺って、すぐに来てもらう必要があるかどうかお伝えします、とのことでした。 ふだん父はそういう電話をかけることを極端に嫌いますが、番号を伝えたらあっさり了解したので、よほど不安だったのでしょう。
待つことしばし。父からまた電話が来て、我慢できるようなら朝になってから外来を受診してくださいといわれたとのこと。こればかりは父に判断してもらうしかないので、そのまま電話を切りました。 23時過ぎまたかかってきて、痛みが治まってきたような気がするのでこのまま寝てみる、と。 何かまたあったら何時でもいいから電話してください、このまま落ち着いても、明日の朝には総合病院に電話して相談してみてね、と言って、不安な一夜を過ごしました。やはり一人で置いてきたのは間違いだったんだと悔やみながら。
10日: 朝6時に電話をしたら、昨夜はそのままどうにか眠れたよというので、総合病院が開く時間になったら電話して指示を受けてくださいね、と頼んだらいきなり断固拒否。この程度で騒いで病院に行ったら笑われるよ、というのです。 何か症状があったら来なさいって言われたでしょうと言ってもどうせ明日検査に行くんだから今日は行かない、の一点張り。 挙句の果て、お前にそんなに心配されるとこっちまで不安になってしまう、率直にいうと大騒ぎしすぎだ。頼むからそっとしておいてくれないか、と涙声になるので、どうしようもありませんでした。
けっこうひどい言い草ではあるな……。 こちらとしても、どのくらい重大視するべきものか、でも楽観して手遅れになるのが怖い、と迷いながら言っているわけなのですが。 遅くに個人経営の医院に電話してしまったり、兄たちにも電話したり、いくらなんでも私ったら取り乱しすぎ?ともうすうす不安になっていたりするわけで。
あとでさすがに申し訳ないと思ったのか「いろいろ迷惑を掛けてすまないね。感謝してます。」という殊勝なメールが届きましたが。
…こんなのきっと序の口なのでしょう。 これからきっと、もっといろんなことが起こる。辛いことも、悔やむことも。 父の性分からいって、もろもろのことを真っ向から私にぶつけてくるはず。 それを受け止めてゆくのはなかなか骨が折れそうです。
長々と書いてきました。去年の6月からの毎日更新も途切れてしまいました。 (これだけ書くなら、その日ごとに分けてもよかったんじゃ?って気もするけど)
第一段階として検査をひととおり受け、病名の診断がつくまでかなり落ち着かない日々が続きそうです。検査はぜんぶ平日ですから実家との往復回数が増え、仕事の段取りも難しくなるだろうし。 今の状態でひとりで家にいてもらう不安も大きいです。 仮に入院となってしまえばその不安は消えますが、また別の心配が起きてくる。
とにかくがんばってみます。 日記はとびとび更新になるかも、です。
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