ちむたんのつぶやき
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2007年02月11日(日) 楽しくもほろにがい旅(その2)

今回泊まった志だては、隣接する「ホテル志戸平」さんと姉妹(兄弟?)旅館なので、フロントの脇にカードキーを借りて通る渡り廊下があって、ホテル志戸平に行くことができるんです。面白いので行ってみました。お風呂にも入れますが、私たちが目指したのはお土産コーナー。コーナーっつーかかなり広いので、もうこれは一つのお店ですね。父へのお土産にはちみつを買いました。あとはアイスを買ったり、なぜかヤクルトの冷蔵ケースがあったので売上に貢献してみたり(笑)。

もちろん朝風呂に入って、その後はボウケンジャーの最終回を見て泣いて、仮面ライダー電王を見て笑って…って、何しに来たんだって感じですが。家で録画してあるだろう!
朝ごはんもすばらしく美味しかったですよ。ゆっくり堪能しました。ここのお宿はお食事にたっぷり時間をかけさせてくれるところもいいなあと思います。
食休みのあと、未練たっぷりに最後のお風呂につかって、ようやく身支度をしてチェックアウトしました。

花巻といえば宮沢賢治なので、賢治記念館にいきました。大学生の頃一度来たので、ざっと15年ぶりくらいの再訪。あの頃は賢治の透明でまぶしくて青い世界に幻惑されていましたが、だいぶ世俗にまみれた今の私にはなんだかこう「賢治、君のすべてが痛いよ…」って感じがして親しみが増しましたな。腰をかばいつつ、記念館だけでたっぷり2時間楽しめました。

記念館の敷地の中に「山猫軒」というレストランがあります。賢治の「注文の多い料理店」という作品に出てくるレストランと同名ですが、服を脱がされたりはしません(笑)
相棒がそこで頼んだのが「わさびエール」。このすがすがしい緑を見よ!味はすなおにわさびでしたが、辛くて飲めないというようなことはもちろんなく、爽やかな味わいでした。
相棒はこのほかにおしるこを頼み、私はすいとんと味噌おにぎり。朝あれほど食べたくせによく食べるよな…。

4時少し前の新幹線で花巻を後にしました。東北はやはり懐が深い土地だなあとしみじみ思いました。

折に触れ、この旅がもし父と一緒だったらどうだったんだろう、なんて考えていました。
まず旅館が気取りすぎててたぶんダメだろうし(笑)食事に時間がかかるのもせっかちな父にはバツ。11時半のチェックアウトなんて遅すぎて論外。賢治記念館は頼んでも行ってくれそうにない…などなどなど、あらためてふだん父と行く旅行で私がいかに自分自身の好みをギセイにしているかを実感したわけですが(苦笑)。

まあそれでもいいよ、また気が向いたらどこか行こうよ。
だからあんまりしょげないでおくれよ、お父さん。
そんな重い病気のわけないってば。

…と、言いたい。


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