ちむたんのつぶやき
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| 2006年07月29日(土) |
ゆたかな街(その1) |
お散歩大好きな私と相棒が今回の旅先として選んだのは函館でした。 先日父と行った稚内に引き続き、北海道旅行第二弾です。
私は中学生の時に母と二人で、相棒も高校生の時にお母様と行ったことがありましたが、函館というのは古い港町、あちこちに見所が点在する、歩き回ってなんぼの街です。 二人で行ってみたいね、という話を以前からしていたんですが、計画すると都合が悪くなるのがなぜか二度も繰り返され、このたび三度目の正直となりました。
何を考えていたのか私が土曜朝6:45羽田発の飛行機を予約していたため(笑)、自宅から行く場合かなりぎりぎりになることが判明したので、羽田エクセルホテル東急に前泊しての旅立ち。朝の羽田第二ターミナルはとても清々しく良い気分です。
函館空港に到着すると、天候は曇り。市街まではバスで20分です。 函館駅に荷物を預け、まずは朝ごはんを食べるために朝市に向かいました。
ちなみにチャーちゃんが5年ほど前に写真集を出したとき、ロケ地となったのがここ函館でした。 ご本人いわく、予算がなくて食事がたいへん貧弱だったそうで(涙)、せっかく函館に来てるのに食べてたのはコンビニのパンとかファミレスのハンバーグとかだったと…。でも最後に朝市で憧れのいくら丼を食べることができてうれしかった!と力説しておられたのを思い出しました。 私たちも朝市は初体験。ぐるぐる歩き廻ってみて思いましたが、チャーちゃん、観光客の中であの美貌はさぞかし目立っただろうな…。
実家にメロンを送ることにして、カニやじゃが芋も美味しそうだなー、でもこんなにたくさんあっても困るしなー、と声をかけてくるお店の人に申し訳なく思いながら素通りし、食堂に入りました。 どんぶりご飯に好きな具を選んで乗せてもらう、というスタイルです。 私はうに・かに・いくら丼にしました。豪華ー! いくらを食べてみてびっくりしたのが、その弾力。噛まないとそのまま飲み込んでしまうことになるんですよね。歯ごたえがあるいくらって初めてでした。私の知っているいくらは、普通に口の中に入れれば自然につぶれてゆくものだったので、ほんとに驚き。 カニのお味噌汁も美味でしたし、サービスで出してくれたメロンもすごくフレッシュで美味しかった!メロンってこんなにおいしかったっけ?とびっくりしてしまいました。
おなか一杯になったところで散策開始。最初は市電に乗るつもりだったのですが、歩いても大した距離ではなさそうなのでそのまま歩いてベイエリア〜元町地区を目指しました。 曇り空もだんだん晴れてきて、しまいには陽射しが痛いほどのまぶしいお天気に。函館の今の時期がそういう気候なのかどうか分かりませんが、天気がけっこう刻々と変化するんですよね。晴れていたと思ったらいきなり雲が出て小雨がぱらつき、また十分後くらいには何事もなかったように晴れたりして。 空気が澄んでいるので、晴れていた時間に思いっきり日焼けしてしまいました。 気候といえば。 7月末なのに、紫陽花が盛りでとてもきれいでした。ほんとに、いろんな花が一度に咲くんですね。普段自分が住んでいる地域とは花暦がまるで違っていることを実感して、贅沢な気分でした。
そして、散歩ごころをざくざくと突いてくる魅惑的な近代建築の数々! 路地の角をふらっと曲がると、我が目を疑うような素敵な和洋折衷の建物が、きちんと手入れをされ、キラキラした緑に取り巻かれて立ち並んでいるのです。もちろん現役で。 タイムスリップ感、みたいなのはあまりないんですよね。なんせほとんどが人が住んでいたりお店だったり、だから。 これだけたくさんの古い建造物を、維持するのもさぞかし大変であろうのに、今のこの時代の中にしっかりと生き永らえさせてゆける豊かさ、というのを強く感じました。 あんまり素晴らしすぎて、魂とられたみたいになってしまいましたです。
ここで回ったコースはだいたいこんな感じ。 行っていない場所もありますし、適当に横道に逸れたところもたくさんありますが。 旧函館区公会堂は、チャーちゃんが写真撮影してた場所ですね。足を踏み入れてみると、光の入り方がほんとうにうつくしかった!あそこでチャーちゃんを撮ることにした人はまことにお見事だと思います。中にあるショップで思わず絵葉書を購入してしまいました。
ここもお勧め。 はこだて西波止場美術館 対人地雷撤去の支援活動として行われている「愛のテディベア展」、一見の価値ありです。
ロールケーキがしっとりとおいしかったお店。 函館八幡坂STORY
いったん散策は切り上げて、ホテルにチェックインしました。 テレビをつけたら野球中継だったんですが、なんと函館で北海道日本ハム×福岡ソフトバンクを今まさにやってるんですと。 ホテルの窓からスタジアムがはるかに見えとるがな。あーびっくり。 試合は大盛り上がりだったのに、日ハムが1点差でサヨナラのチャンスを迎えた9回裏でバッサリ中継が終わってしまい、これまたびっくり。 函館山からの夜景を見るためにふたたび外に出てから、さすがに気になったので携帯で結果をチェックしたところ追撃及ばず、日ハムは負けてしまっていたんですが… 某ホテルの脇を通りかかると、玄関のところにサイン色紙を持った野球少年がわらわらと集まっています。どう見ても入り待ち。 これは一体?と思っていたら、私たちが歩いていくほうから姿を見せたのが日ハムのバス2台。ユニフォーム姿の野郎どもが満載です。 ということはあのバスの中に、あのSHINJO選手が…。 悔しい負け方をした直後ということで、バスの窓越しにも選手たちの表情が厳しいのが読み取れたのでじっくり見るのはやめときました。 これがヤクルトだったら遠慮なく見てしまったような気もしますが(笑) 翌日も函館でゲームなのかな?と思っていたら、そうではなく東京ドームだったんですね。翌日東京に移動するため、函館に泊まったのだと思われます。
そんなハプニングも経験したのち、函館山のロープウェイに乗って山頂にのぼりました。 ホテルの人が「日没の30分前くらいから見るといいですよ」と教えてくれたのでそれに従い、展望台のベストポジションを確保できたのはよかったのですが。 吹き上げてくる風がものすごく強く、冷たい。 気温はそんなに低くないはずなんですが、風が当たる部分が冷えて冷えて。 フードつきパーカーと手袋を持参すべきでした。 展望台の建物の中に入れば寒さはしのげますが、ガラス越しに見ることになってしまいます。せっかくのこの景色をどうしてもじかに見たかった私たちは、恥も外聞もなく手持ちのハンカチとタオルで顔を覆い、謎の覆面女状態で粘りました。 でも粘った甲斐はありましたよ! 刻々と移り変わってゆく夕暮れの山と海と街を、まるごと自分のもののように眺めつくすことができました。 真っ暗になってしまうと、街の明かりは確かに綺麗なのですが山や海が闇に沈んで見えなくなるので平板な眺めになってしまうのですね。 明るいうちから見ていたからこそ、景色全体を立体的に捉えることができたのだと思います。 もし機会があったら、ぜひ日没前から見てください。ただし防寒はしっかりと(笑)。
来てほんとによかったね、素敵だったね、と言いあいながら下山し、はこだてビールで乾杯しました。 ビールはもちろんお料理もとてもおいしかったし、フルートとピアノの生演奏までついて、ご機嫌。
そしてこのあと、生まれて初めての体験をしました。 それは「飲んだあと、締めのラーメン」。 アルコールを飲むとたいていおなかが一杯になる&眠くなってしまうので、今まで一度も食べたことがなかったんですが、函館に来たのにラーメン食べなくてどうする!と突発的に思い、なんの当てもなくラーメン屋さんを探して飛び込んだのがここ。 新函館らーめん 龍鳳 塩ラーメン、めちゃめちゃおいしく頂きました。 信じてもらえないかもしれませんが、あっさりしてます。別腹系(そんな言葉はないと思うが)の食べ物です。ほんとに。
そのあとコンビニに行ってアイスを買い、ホテルの部屋で食べたのはないしょです(笑) いや、アイスはデフォルトですから。
濃い一日でございましょう? いやはや、よく歩きました。やっぱりお散歩大好きだ!
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