ちむたんのつぶやき
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2005年12月10日(土) 深谷観戦記(その1)

埼玉県北部、深谷市。
うちの父は群馬県富岡市出身、母は高崎市出身でして、50年近く前には熊谷に住んでいた時期もあるそうなのですが、私には全く縁のない地域でございまして。
いやー、遠かったっす。同じ関東のはずなのに、土地勘のないところって遠く感じますね。

というわけで、深谷ビッグタートルでの2連戦行ってまいりました。
対戦相手のシーガルズと武富士には開幕戦でいずれも敗北を喫していますので、いわばリベンジだったわけですね。

1日目。
入場してシーガルズの練習を見物しながら待つことしばし。会場にトモさんが登場してきました。もちろん、ユニフォーム姿で!
私にとっては5月の黒鷲以来のユニフォーム姿だったわけで、それだけでもう目頭がじーん、と熱くなりましたですよ。そんな私の感慨なんぞとは全く無関係に、ずかずかと一番にコートに入ってきて仲間をじりじりと待ち受けるトモさん健在なわけですが(笑)。

前回のVリーグでの私のひそかな楽しみは、トモさんがユニフォームのパンツにたたんだタオルをはさみこむところをウォッチすることだったんですが(すんません…)、今日はジャージを脱いだ時点で既にタオルははさまれておりました。しょぼん。
実は翌日も同じだったので、私ほかヨコシマ系ファン(一まとめにすな)の生暖かい視線を察知されたゆえの変更なのかもしれません…。ちぇ。

対人パスのお相手だった奥村選手は病気からの復帰だそうですが、トモさんととても楽しそうに練習してました。ほんっと二人とも楽しそうで、リラックスした感じでしたね。

で、試合開始。トモさんはベンチスタートでした。一人だけ長いコートをバッチリ着込み、ウェイティングゾーンからコートに向かって檄を飛ばすトモさんでしたが、1セット目は試合が比較的楽な展開だったこともあり、周りの若手の子達と楽しそうな笑顔もしばしば見られました。
トモさんをずーっと見てたいけど、そうすると試合が観られないんですよねー。出てきてよー、トモさーん<勝手

しかし。
2セット目、「さりげなく最強」と謳われるシーガルズの粘り強く拾ってつなぐプレーが現れ始め、パイオニアサイドにやや緊迫した雰囲気が漂いはじめました。
それにすかさずビビッドに反応していたのがトモさん。
あくまでも私の目には、という但し書き付きですが、コートを凝視するトモさんの周りに檻が見えてきましたよ…。<檻って!
今にもその檻を押し破ってコートに飛び込みそうな、熱い気配。紅蓮の炎を背負ってるみたいでした。<炎って!

私は今まで、控えのトモさんって見たことがなかったんですよね。
全日本でもパイオニアでも、一時的にベンチに下がることはもちろんありましたが、今回のようにベンチスタートというのは初めてでした。
この人は本当に、コートにいようがベンチにいようが関係なく、ゲームがスタートすれば極限まで集中して闘うんだなあ、と改めて驚嘆の念を抱きました。
目を見張るほどカッコ良かったです。

そしてとうとう、監督がトモさんの方に向かって高く挙げた両手の人差し指で「11」という番号を示すのが見えました。<試合観ろよ
駆け寄ってきたトモさんに監督は話しかけ、トモさんは真剣な表情で頷いていました。手には17番の札を持っています。
何点目かは覚えていないのですが、メンバーチェンジのコールでリーさんと交替。同時にセッターがユキさんからレイナちゃんに交替したと思います。
もうこちらはすっかり涙目。

が。
いきなり挙動不審なトモさん。
やってくれました、お約束のポジション間違いです。
レオさんはじめみんなに指差され、えー?アタシ何も間違ってないもーん、とでも言わんばかりのとぼけた表情でコートの中をてとてと(実に失礼だがこうとしか喩えようがない…)歩いていくその姿はもはや神々しいほど可愛らしかったです。
しかも正しいポジションにたどり着いたとたん、いきなり気合が入って表情が豹変するんだよねー(苦笑)。
このセット、スパイクで今季初得点もありました。やっほう!

そのまま3セット目も出場したトモさん、途中で交替になりまして。
再び長いコートをきちんと着込み、コートへ檄を飛ばし続けていました。
第3セットは取られてしまいましたが、第4セットは順調に推移したので、途中からなんだかのんびりした雰囲気になっていたような気がします。よしよし今日はもう出張らなくても大丈夫だな、という感じですかね。
…というか、ある意味「フーン、アタシの出番もう終わりなの?フーン」みたいにも見えたかも<邪推すぎ

3-1の勝利で試合終了。今日少しだけ出場した奥村選手を、とっても優しい笑顔でねぎらっていました。ほんとに理想の先輩(つーか上司)ですよこの人は。

退場していく時。
トモさんがレオさんの傍に寄っていき、客席を指差しつつ何事かささやいていました。トモさんの言葉を聞き取ったレオさんの表情が「ああ!」という感じでぱっと輝き、二人して嬉しそうに笑い合っていたのが本日一番のレオトモシーンでござった。<なんだ突然
どうやら、引退なさった辻知恵さんがお子さんの真ちゃんを連れていらしてたようです。二人とも子供大好きだもんね、嬉しそうにしてたのも当然です。
その後トモさんが真ちゃんを抱っこしていたそうですが、人だかりがすごくて見えませんでした。残念。

第二試合のNEC×武富士戦も観ました。NECは、相手の主力を無力化して機能させないようにするのが上手いよなあ、と思いました。こういうところ、パイオニアにはあんまりないスキルだという気がするんですよね。
調子上げてきているみたいでちょっと怖いです。有田沙織選手がすごかった。

さて、帰路。熊谷のホテルを取っておりました。
行きは深谷駅から歩いてきたので帰りも同じに…と歩き出したら、外が真っ暗でいきなり道に迷ってしまいました。
地元の観客はみんな車で来ています。あたりは人家もまばらで車しか通らない、人が全く歩いていない道です。うっかり遭難しかねないと不安にかられ、いったん体育館に戻ってタクシーを呼びました。どうせならホテルまで行っちゃおう、と思ったら道路がかなり込んでいて5000円もかかってしまいちょっとトホホでありました。

ホテルがNECの選手と一緒でした。フロントのところで有田沙織選手とすれ違ったので「今日はすごかったね、次にパイオニアと当たる時はおとなしくしててね」ともちろん心の中でですがお願いしてみました。聞いてはもらえないでしょうな。


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